2021年シーズンの開幕を告げる「FUJI XEROX SUPER CUP 2021」が20日、埼玉スタジアム2002で開催され、川崎フロンターレが3-2でガンバ大阪を下した。この試合で決勝ゴールをあげたFW小林悠は「決めてヒーローになるのは自分だなと思ってピッチに入った。そこで期待に応えられて良かった」と語り、自身の決勝弾による勝利を喜んだ。
川崎FとG大阪が相対した一戦は、互いに得点を取り合う展開に。川崎Fが前半に2点を先制したが、後半に入ってG大阪が押し気味に進めて2点を奪い、2-2のままゲーム終盤へと進んでいた。72分にピッチに立った小林は、「同点になった後、ゴールが必要だと思っていた」と交代直後から攻守にハードワーク。一瞬のチャンスを伺っていた。
そして迎えた後半アディショナルタイム、FW遠野大弥のスルーパスに反応して右足を一閃。チームを勝利に導く劇的弾を呼び込んだ。試合後、小林はその時の心境をこう振り返っている。
「結果論になってしまいますけど、決めてヒーローになるのは自分だなと思ってピッチに入っていました。それともしPK戦になったとき、新加入の選手も多く(ピッチに)入っていたので、それで勝敗が分かれるような結果になってしまったら、責任を負わせることになるかなと考えてしまっていた。だからこそ、できれば90分で終わらせたい気持ちがあったので、本当に最後、いい時間帯に得点が取れて良かったと思います」
今季、チームがJ1リーグとAFCチャンピオンズリーグのW制覇を目標に掲げる中、「昨年を上回る成績を残せればベストだなと。個人としてはもう1度得点王を目指したい気持ちが強いです」と語った小林。最初の公式戦で見せた決勝弾は、今季のさらなる活躍を期待させるゴールとなったことは間違いない。
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