リヴァプールは2日、日本代表FW南野拓実がサウサンプトンにレンタル移籍することを発表した。契約期間は今季終了までで、報道によると買い取りオプションは付随していない。
昨年冬の移籍市場でザルツブルクからリヴァプールに加入した南野は、2シーズン目となった今シーズン、プレミアリーグで9試合に出場し第14節のクリスタル・パレス戦でプレミアリーグ初ゴールを記録した。
しかしその後のリーグ戦では、7試合中1試合に出場。時間にしてわずか6分と出場機会を得られておらず、移籍が噂されていた。
サウサンプトンを率いるラルフ・ハーゼンヒュットル監督は「彼は他とは異なる優れた攻撃のオプションを適用してくれる。我々に必要な選手の一人だ。重要な時期にチームに厚みを持たせることができる。彼と一緒に仕事を始めることを楽しみにしている」と南野の加入を歓迎した。
サウサンプトンは現在、プレミアリーグで8勝5分7敗の勝ち点29で11位。かつてはFW李忠成（現：京都サンガF.C.）やDF吉田麻也（現：サンプドリア）ら日本人選手がプレーしており、南野はクラブ史上3人目の日本人選手として活躍が期待されている。
なお、サウサンプトンは2日にマンチェスター・ユナイテッドと対戦するが、南野はチームの登録メンバーにはまだ入らないようだ。
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