バルセロナに所属するアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが、コパ・デル・レイ制覇後にコメントを発した。『バルセロナTV』のインタビューで語っている。
2020年夏に退団希望を通達したことが大きく報じられ、2020-21シーズンは残留したものの2021年夏の去就が注目されているメッシ。会長がジョゼップ・マリア・バルトメウ氏からジョアン・ラポルタ氏に替わったことで、残留の可能性も広がったとされているが、新契約は締結されていない。
そんななか、バルセロナの主将を務めるメッシは日本時間18日のコパ・デル・レイ決勝アスレティック・ビルバオ戦で2得点をマーク。チームを牽引し、4-0での完勝およびタイトル獲得に大きく貢献した。
試合後、メッシは「このクラブのキャプテンでいることは、とても特別だ。トロフィーを掲げたし、僕にとってはとても特別なコパだ」と口にしている。一方で新型コロナウイルスの影響でサポーターと歓喜を共有できないことに対する感情も吐露した。
「ファンと祝えないのは辛い。僕たちはそうした状況にいるわけだけど、辛いことだね。コパ優勝はいつも特別で、ファンはいつも喜んでくれる」
また、“エル・クラシコ”でレアル・マドリードに敗れて3位に後退したラ・リーガでの戦いについても言及している。
「今季の前半戦は苦しみ、簡単に勝ち点を落としてしまった。でも、その後に力強く歩み始めて、競争に加われるようになった。この前のクラシコでは、悲しいことに良い結果を手にできなかったけどね」
なお、メッシとピッチ内外で良い関係を築くバルセロナDFジョルディ・アルバは、コパ・デル・レイ決勝後に「バルサは彼の人生のクラブだ。ここで引退してほしい」とコメント。コパのタイトル獲得が、今夏の判断に影響を与えることはあるのだろうか。
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