トルコ代表FWエネス・ウナルは2013年夏、国内クラブのブルサスポルで若くしてトップチームデビュー。デビューからわずか3分、16歳3カ月で得点を記録してリーグ最年少記録を打ち立て、衝撃を与えた。
すぐに欧州で注目の的になったE・ウナルは、2015年夏にマンチェスター・シティに完全契約。しかし、その後はヘンクやブレダ、トゥウェンテなどレンタル先でのプレーが続き、2017年夏にはビジャレアルに完全移籍する。
ビジャレアルではリーグ戦通算23試合5ゴールという上々の成績を残したが、定位置は与えられず。それでも、2018-19シーズンから2年間にわたり期限付き移籍加入したバジャドリードで主力としての立場をつかむと、2020年夏にヘタフェに完全移籍。いきなり背番号10を背負うこととなり、大きな期待が寄せられている。
プレースタイル
キャリア当初の髪形も相まって“トルコのイブラヒモヴィッチ”とも称されるE・ウナルは、最前線中央を主戦場とするストライカー。185cmの身長がありながら足元の技術が極めて高く、その右足から放たれるシュートも強烈だ。一方、線の細さやフィジカル面の弱点が指摘されることもあったが、徐々にパワフルさも身に着け、自身も憧れを公言するスウェーデンのレジェンドの背中を追うような欠点のない選手に育ちつつある。
プロフィール・経歴
エネス・ウナル／Enes Unal
1997年5月10日生まれ 185cm・73kg 利き足：右
| シーズン | 所属クラブ | 出場・得点 |
|---|---|---|
| 2013-14 | ブルサスポル | 16試合・3得点 |
| 2014-15 | ブルサスポル | 19試合・1得点 |
| 2015-16 | ヘンク | 12試合・1得点 |
| 2015-16 | ブレダ | 11試合・9得点 |
| 2016-17 | トゥウェンテ | 32試合・18得点 |
| 2017-18 | ビジャレアル | 6試合・1得点 |
| 2017-18 | レバンテ | 7試合・1得点 |
| 2017-18 | ビジャレアル | 17試合・4得点 |
| 2018-19 | バジャドリード | 33試合・6得点 |
| 2019-20 | バジャドリード | 35試合・6得点 |
| 2020-21 | ヘタフェ | 13試合・0得点 |
※成績は国内リーグ（2021年1月18日現在）
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