ボカ・ジュニアーズで3度のリーグ制覇に貢献した元アルゼンチン代表GKウーゴ・ガッティ氏は、アルゼンチン代表の後輩となるFWリオネル・メッシについて言及し、「メッシは怪物だったが、今はそうではない」と以前の凄みを感じていないことを明かした。スペイン『El Chiringuito』が伝えた。
2004年にデビューを飾って以来、バルセロナ一筋で多くのゴールを積み重ねてきたメッシは、今シーズンもここまで19得点でゴールランキングのトップに君臨。昨日のラ・リーガ第27節レアル・ソシエダ戦でも決勝点となるPKを沈めて勝利に貢献するなど、32歳になってもチームの中心としてピッチ上で違いを見せつけている。
ただ、現役時代ボカ・ジュニアーズなどで活躍したガッティ氏は「アルゼンチンで批判されてもかまわない」と前置きしつつ、メッシの現状に不満を持っていることを告白。「メッシは怪物だったが、今はそうではない」と自身の見解を明かした。
「人々は彼を過大に評価し、間違った方法で扱っている。彼自身もそれに慣れてしまって、以前よりもピッチ上で歩くことが増えた。もっとチームに貢献しなければならない。もちろん(ポルトガル代表FW)クリスティアーノ(ロナウド)とメッシが最高の2人であることは間違いない。だが、メッシはもっとやらなければならない。遅いテンポに慣れてしまっていて歩いている。フットボールを知っている人は同じことを考えていると思うよ。『走れよ!』とね」
今季も驚異的なパフォーマンスを披露しているメッシだが、ガッティ氏からすればチームに対する貢献度が低くなっているように感じられているようだ。
なお、メッシの決勝弾で勝利したラ・リーガ第27節バルセロナ対レアル・ソシエダの模様は現在、DAZN(ダゾーン)で見逃し視聴が可能だ。
また、バルセロナは現地時間14日、ラ・リーガ第28節でマジョルカと対戦。この試合は日本時間15日2時30分からDAZN(ダゾーン)でライブ配信される予定となっている。
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