流通経済大学時代から大きな注目を集めていたGK林彰洋。年代別代表ではU-20ワールドカップのメンバーに選ばれて日の丸を背負って戦い、イビチャ・オシム氏が日本代表を率いている時にはポテンシャルを認められて大学生ながらA代表の合宿に呼ばれた経験も持つ。そんな将来性豊かなGKが卒業後の進路に選んだのは、Jリーグではなくヨーロッパの地。2009年にイングランド2部のプリマスと契約し、翌年からはベルギーのシャルルロワで2年間プレーした。
そして2012シーズンから戦いの舞台をJリーグに移し、清水エスパルスでプレー。2013シーズンの途中にサガン鳥栖に移籍して以降は、シーズンを重ねるごとに存在感を高め、2014年や2016年には全試合出場を達成した。その後、2017シーズンからはFC東京に所属。加入1年目からレギュラーに定着し、昨季は最終節まで優勝争いを演じたチームの絶対的守護神としてフルタイム出場を記録してベストイレブンを受賞した。
悲願のタイトル獲得を目指した昨季、チームとしてはJリーグYBCルヴァンカップを制したが、自身はシーズン終盤に右ひざを負傷しその場には立つことができず。今季はリハビリからのスタートとなるが、状態を万全にしリーグ制覇に一役買う。
プレースタイル
195㎝の巨体から放たれる威圧感やオーラはゴールを守る上で大きな武器。全身を使い感情を露わにし、チームメイトに対しても大きな身振り手振りで指示を出す。DF陣をまとめる統率力に長け、人を動かして守れる頭脳明晰なGKである。
セービングやクロス対応も安定しており、大きな隙は見当たらない。ベテランの域に差し掛かり始めてもなお、技術と経験値は健在で頼もしき存在だ。
動画:プレー&セーブ集
プロフィール・経歴
林彰洋/Akihiro HAYASHI
1987年5月7日生まれ 195cm・91kg 利き足:右
シーズン | 所属クラブ | 出場・得点 |
---|---|---|
2009-2010 | プリマス | 0試合・0得点 |
2010-2011 | シャルルロワ | 10試合・0得点 |
2011-2012 | シャルルロワ | 0試合・0得点 |
2012 | 清水エスパルス | 26試合・0得点 |
2013 | 清水エスパルス | 14試合・0得点 |
2013 | サガン鳥栖 | 13試合・0得点 |
2014 | サガン鳥栖 | 34試合・0得点 |
2015 | サガン鳥栖 | 23試合・0得点 |
2016 | サガン鳥栖 | 34試合・0得点 |
2017 | FC東京 | 27試合・0得点 |
2018 | FC東京 | 31試合・0得点 |
2019 | FC東京 | 34試合・0得点 |
2020 | FC東京 | 23試合・0得点 |
2021 | FC東京 | 0試合・0得点 |
※成績は国内リーグ(2021年12月8日現在)
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