熊本国府高校を卒業後、2006年にアビスパ福岡に入団したGK六反勇治は6年間に渡り福岡でプレー。2009シーズンのJ2第37節ファジアーノ岡山戦でプロデビューしたものの、それから年間を通じてレギュラーに定着した年はなく、チームがJ1で戦った2011シーズンの17試合が最多出場だった。
それでも恵まれた体格とポテンシャルを認められ、2012シーズンから横浜F・マリノスに移籍。榎本哲也、飯倉大樹(現ヴィッセル神戸)の2人の壁は厚く、3年間でリーグ戦には出場できなかったが様々な経験を積んだ。その甲斐もあって2016シーズンから加入したベガルタ仙台では、加入1年目にキャリアハイの32試合でゴールを守り、東アジアカップの日本代表メンバーに選ばれるまでのインパクトを残した。
翌年はケガの影響もあって出場機会が減少したが、清水エスパルスに移籍した2017年、2018年は2年連続でフルタイム出場。2018年の第33節神戸戦ではCKからヘディングシュートを決め、大きな話題となった。
2019シーズン途中に発症したオーバートレーニング症候群は完治し、昨季からは横浜FCでプレー。ビルドアップに積極的に関与しチームコンセプトの体現に大きく貢献した。完全移籍に移行した今季はより強い決意と覚悟を持ってJ1残留、J1定着に力を注ぐ。
プレースタイル
188㎝という身長以上に大きく見えるダイナミックなプレーが持ち味。しっかりとした基礎技術をもとにシュートストップ、クロス対応と抜群の安定感でチームに落ち着きをもたらす。
また、本人も自負するように足元の技術も高く、ビルドアップに参加することや最終ラインからボールをつなぐことに意欲的にトライ。チームコンセプトをしっかりと理解しており、チームメイトとのコミュニケーションを取ることにも余念がない。
動画:プレー&セーブ集
プロフィール・経歴
六反勇治/Yuji ROKUTAN
1987年4月10日生まれ 188cm・80kg 利き足:右
シーズン | 所属クラブ | 出場・得点 |
---|---|---|
2006 | アビスパ福岡 | 0試合・0得点 |
2007 | アビスパ福岡 | 0試合・0得点 |
2008 | アビスパ福岡 | 0試合・0得点 |
2009 | アビスパ福岡 | 15試合・0得点 |
2010 | アビスパ福岡 | 8試合・0得点 |
2011 | アビスパ福岡 | 17試合・0得点 |
2012 | 横浜F・マリノス | 0試合・0得点 |
2013 | 横浜F・マリノス | 2試合・0得点 |
2014 | 横浜F・マリノス | 0試合・0得点 |
2015 | ベガルタ仙台 | 32試合・0得点 |
2016 | ベガルタ仙台 | 13試合・0得点 |
2017 | 清水エスパルス | 34試合・0得点 |
2018 | 清水エスパルス | 34試合・1得点 |
2019 | 清水エスパルス | 10試合・0得点 |
2020 | 横浜FC | 23試合・0得点 |
2021 | 横浜FC | 10試合・0得点 |
※成績は国内リーグ(2021年12月8日現在)
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