横浜FCのジュニアユース、ユースとプレーし、年代別日本代表に選ばれていたMF小野瀬康介は、2011年の高校3年時に2種登録選手として第3節水戸ホーリーホック戦でピッチに立ち、当時のクラブ史上最年少出場記録を樹立した。その後は5年に渡って横浜FCでプレー。プロ1年目の第22節町田ゼルビア戦でプロ初ゴールを挙げてから、年々と存在感を増していき攻撃の中心を担った。
2017シーズンからは慣れ親しんだ横浜の地を離れ、レノファ山口に移籍。霜田正浩監督の下、攻撃的なサッカーを標榜するチームの中で攻撃センスにより磨きがかかると、2018シーズンは前半戦の25試合で10ゴールを挙げる活躍を披露して見せた。その結果が評価され、シーズン途中に明治安田生命J1リーグのガンバ大阪へ電撃移籍。新天地でも加入直後から出場機会をつかんでスタッフやチームメイトから信頼を勝ち取ると、2019シーズンは右サイドやFWとして重宝され、チームの戦術を遂行する上で重要な役割を担った。
2020年オフにはリーグ王者である横浜Fマリノスからビッグオファーがあったが、それを断りG大阪に残留を決意。青黒のためにピッチを駆け回る決断をした。それは今季も変わらないどころか年々、その思いは増すばかり。タイトル奪還に向け右サイドの主導権は譲らない。
プレースタイル
攻撃の才能に溢れていた男は、キャリアを重ねるごとにハードワークを身に付け大きく進化してきた。
10代の頃から日の丸を背負いプレーしてきただけに足元の技術に優れ、ドリブルには定評があったが、そこにハードワークの精神が加わりチームのために走ることを覚えた。守備から攻撃に出て行くスプリントは圧巻でチームの生命線となっている。豪快なミドルシュートなどゴールセンスも錆びついておらず、攻守両面でキーマンとなる存在だ。
動画:プレー&ゴール集
プロフィール・経歴
小野瀬康介/Kosuke ONOSE
1993年4月22日生まれ 176㎝・65kg 利き足:右
シーズン | 所属クラブ | 出場・得点 |
---|---|---|
2011 | 横浜FC(2種) | 3試合・0得点 |
2012 | 横浜FC | 15試合・2得点 |
2013 | 横浜FC | 19試合・1得点 |
2014 | 横浜FC | 22試合・1得点 |
2015 | 横浜FC | 37試合・2得点 |
2016 | 横浜FC | 30試合・4得点 |
2017 | レノファ山口 | 41試合・6得点 |
2018 | レノファ山口 | 25試合・10得点 |
2018 | ガンバ大阪 | 14試合・3得点 |
2019 | ガンバ大阪 | 30試合・7得点 |
2020 | ガンバ大阪 | 27試合・2得点 |
2021 | ガンバ大阪 | 31試合・0得点 |
※成績は国内リーグ(2021年12月8日現在)
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