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首位の川崎Fと2位・名古屋が激突した首位攻防戦。今季のJリーグを占う上でも大きな意味を持った試合は、多くの注目を集めた中で、最終的に川崎Fが4-0で名古屋を粉砕した。
この試合で大きな先制点を奪ったのが旗手だった。右足のハムストリングを負傷して4試合欠場していた旗手は、この大一番でスタメンに復帰。気持ちも入っていた。
そんな中、インサイドハーフのポジションからゴールを目指すと、3分にFWレアンドロ・ダミアンの落としをダイレクトで右足を合わせ、価値ある先制点を奪取した。
「僕自身、復帰戦だった中、結果にこだわらないといけないポジションだったので、絶対にゴールやアシストを残したいと思ってやっていた。早い時間で結果を残せてよかったです」
今季ここまでサイドバックでの起用が多かった中、負傷前最後となった第7節・大分トリニータ戦ではインサイドハーフ起用。その試合ではゴールに向かうプレーの少なさに課題を話していたが、今節は「大分戦に比べてはゴールに行く回数も多かったし、ペナルティーエリア近くでプレーするのも多かった」と手応えを口にしている。
ただ、「もっとゴールを決めるためには、どんどんエリア内に顔を出さないといけないし、たくさんボールを触っていかないといけない。前回に比べて意識は高まったと思うが、もっとやれたと思う」と語り、次へのさらなる修正を求めている。
5月4日には名古屋との首位攻防セカンドラウンドが待っている。旗手はその試合でもハイパフォーマンスを見せることになるのだろうか。
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