関西大学時代から世代屈指のGKとして注目を浴びていた前川黛也は、今季でヴィッセル神戸に加入して5年目を迎え、徐々に出場機会を増やし始めている。
プロキャリアのスタートとなった2017シーズンは韓国代表GKキム・スンギュの壁が高く、ベンチ入りこそ何試合か経験したがピッチに立つことはできなかった。2018シーズンになってもその構図が大きく変わることはなかったが、JリーグYBCルヴァンカップでのアピールが実ると、シーズン終盤になってチャンスが到来。第31節名古屋グランパス戦でリーグ戦初出場を飾り、その後の3試合もゴールを守った。
2019年はフィールドプレーヤーに多くの外国籍選手枠を割いたために出番を失ったキム・スンギュに代わり、シーズン序盤にポジションをつかみ8試合に出場。夏場にGK飯倉大樹が加入すると再びベンチを温める機会が増えたが、前年よりもプレー時間を伸ばして経験を積んだ。
国内大会だけでなくAFCチャンピオンズリーグを戦う今季は試合間隔が短く、多くの出番が回ってくることが予想された中、多くの大会でゴールマウスを守り様々な経験を積んだ。そこで得た自信と手応えを胸に今季はレギュラー定着を目指してプレーする。
プレースタイル
191㎝の身長に長い手足と日本人離れした体格は、Jリーグを見渡しても屈指のポテンシャルを誇る。届かないと思われるようなシュートに対してぎりぎりのところで手足がグッと伸びるセーブでチームを窮地から救う。
また、現代のGKに求められる足元の技術にも定評があり、ビルドアップにも大きく関与。時には最終ラインと同じくらいのラインでボール回しに参加し、チームの攻撃を成り立たせる。経験を積めば、さらなる飛躍が期待できる。
動画:セーブ集
プロフィール・経歴
前川黛也/Daiya MAEKAWA
1994年9月8日生まれ 191cm・86kg 利き足:右
シーズン | 所属クラブ | 出場・得点 |
---|---|---|
2017 | ヴィッセル神戸 | 0試合・0得点 |
2018 | ヴィッセル神戸 | 4試合・0得点 |
2019 | ヴィッセル神戸 | 8試合・0得点 |
2020 | ヴィッセル神戸 | 15試合・0得点 |
2021 | ヴィッセル神戸 | 19試合・0得点 |
※成績は国内リーグ(2021年12月8日現在)
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