ガンバ大阪の育成組織で育ち、幼いころから“天才”として注目を集めていた宇佐美貴史は、2009年に高校2年生にしてトップチーム昇格。同年に17歳14日で公式戦初出場を果たし、クラブ史上最年少デビュー選手となった。また、その試合で初得点も記録している。
2011年夏にはバイエルン・ミュンヘンに期限付き移籍。2011-12シーズンUEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝チェルシー戦でベンチ入りを果たしたが、出番は訪れず。結局、シーズンを通して居場所を見つけることができないまま、メガクラブでの挑戦は1年で終了することとなった。
その後、ホッフェンハイムを経て2013年夏に当時J2リーグに降格していたG大阪に復帰。リーグ18試合で19ゴールというずば抜けた成績でクラブを救った。翌年にはJ1の舞台でも得点を量産。2014年の国内3冠などに大きく貢献した宇佐美は、2016年夏に再び海外クラブであるアウグスブルクへの完全移籍を決断した。
2017-18シーズンにはデュッセルドルフでプレーして8得点で2部優勝&昇格に貢献するも、翌年に出場機会を減らして夏にG大阪に2度目の帰還を果たした。2019シーズンは残留争いに巻き込まれていたクラブで終盤3試合連続ゴールを決めるなどリーグ戦14試合で計7ゴールを記録するも、フルシーズン戦った2020シーズンはチームがリーグ戦2位に入った一方、自身は不発に終わった。今季、リーグタイトル奪還を目指す上で、青黒のエースが爆発することは絶対条件だ。
プレースタイル
宇佐美のプレースタイルは明確であり、その能力のほとんどはボール保持時の攻撃性能に占められている。
高いテクニックから繰り出されるドリブル、パスが一級品であることはもちろん、とりわけシュートセンスは抜群。日本人離れした素早い振りから放たれる強烈なシュートなど、一瞬で試合を決めることができる選手だ。
動画:プレー&ゴール集
プロフィール・経歴
宇佐美貴史/Takashi Usami
1992年5月6日生まれ 178cm・69kg 利き足:右
シーズン | 所属クラブ | 出場・得点 |
---|---|---|
2009 | ガンバ大阪 | 3試合・0得点 |
2010 | ガンバ大阪 | 26試合・7得点 |
2011 | ガンバ大阪 | 14試合・4得点 |
2011-12 | バイエルン | 3試合・0得点 |
2012-13 | ホッフェンハイム | 20試合・2得点 |
2013 | ガンバ大阪 | 18試合・19得点 |
2014 | ガンバ大阪 | 26試合・10得点 |
2015 | ガンバ大阪 | 34試合・19得点 |
2016 | ガンバ大阪 | 17試合・5得点 |
2016-17 | アウクスブルク | 11試合・0得点 |
2017-18 | アウクスブルク | 0試合・0得点 |
2017-18 | デュッセルドルフ | 28試合・8得点 |
2018-19 | デュッセルドルフ | 19試合・1得点 |
2019 | ガンバ大阪 | 14試合・7得点 |
2020 | ガンバ大阪 | 30試合・6得点 |
2021 | ガンバ大阪 | 38試合・6得点 |
※成績は国内リーグ(2021年12月8日現在)
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