宮城県の塩釜FCユースで育ったMF遠藤康は、2007年に鹿島アントラーズへ入団。同年のヤマザキナビスコカップ第1節・アルビレックス新潟戦で初出場を飾り、プロキャリアをスタートさせた。プロ2,3年目こそ出場機会は限られたが、チームは2007年からリーグ3連覇を達成。常勝チームを近くで感じられたことで、その後の成長につながっている。
そして、4年目となる2010シーズンから出場時間が増加。プロ初ゴールを奪うなど飛躍の1年を過ごすと、2011シーズン以降はチームの主力に定着する。2012年と2015年には自己最多となる32試合に出場し、2014年にはキャリアハイの10ゴールを記録。鹿島に欠かせない選手へと存在感を高めていった。
30代に突入して以降、若手の成長や怪我もあって少しずつ出場機会を失っているが、ピッチに立てば洗練された左足を用いてチャンスを演出。経験豊富な選手の一人として重宝されている。ザーゴ監督体制1年目となった2020シーズンもベテランレフティーがチームに流れを引き寄せてスタイルを根付かせた。タイトル奪還を誓う今季も様々な局面でチームを救う活躍を見せてくれるはずだ。
プレースタイル
長年、4-4-2システムの右サイドを主戦場としてきたが、近年はインサイドハーフやトップ下でのプレーも増えている。広い視野を備え、重心の低いボールキープや高い技術力で相手を翻弄。その上で洗練された左足からのパスで局面を打開する。
また、巧みなドリブルで相手を交わし、精度の高いミドルシュートでゴールを陥れることもできる。戦術的なポジショニングもうまく、オフ・ザ・ボールでも相手を出し抜くことができるのも特徴だ。先発でも途中出場でも流れを変えられる選手と言っていいだろう。
動画:プレー&ゴール集
プロフィール・経歴
遠藤康/Yasushi ENDO
1988年4月7日生まれ 168㎝・69kg 利き足:左
シーズン | 所属クラブ | 出場・得点 |
---|---|---|
2007 | 鹿島アントラーズ | 2試合・0得点 |
2008 | 鹿島アントラーズ | 0試合・0得点 |
2009 | 鹿島アントラーズ | 2試合・0得点 |
2010 | 鹿島アントラーズ | 19試合・2得点 |
2011 | 鹿島アントラーズ | 30試合・3得点 |
2012 | 鹿島アントラーズ | 32試合・6得点 |
2013 | 鹿島アントラーズ | 28試合・7得点 |
2014 | 鹿島アントラーズ | 30試合・10得点 |
2015 | 鹿島アントラーズ | 32試合・6得点 |
2016 | 鹿島アントラーズ | 25試合・3得点 |
2017 | 鹿島アントラーズ | 22試合・2得点 |
2018 | 鹿島アントラーズ | 20試合・4得点 |
2019 | 鹿島アントラーズ | 12試合・1得点 |
2020 | 鹿島アントラーズ | 27試合・1得点 |
2021 | 鹿島アントラーズ | 23試合・1得点 |
※成績は国内リーグ(2021年12月8日現在)
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