苦労人がゴールという結果を残すことでJ1まで駆け登ってきた。
法政大学を卒業後、FC町田ゼルビアに入団した鈴木孝司は1年目から出場機会をつかむも、チームはJ2で最下位となりJFLへと降格してしまう。しかし、JFLで15ゴールを挙げ才能を開花させると、そこから“ゼルビアのエース”と呼ばれるまでに成長。2014年にはJ3初代得点王に輝き、2015年には大分トリニータとのJ2・J3入れ替え戦で全ゴールを決めてチームをJ2へと導くなど、3年連続で2ケタゴールを記録した。
ところが、2016シーズン途中に左アキレス腱を断裂。再断裂も経験し、2017年、2018年は思うような結果を残せず、町田からの退団が発表された。
しかし、ストライカーの心は折れていなかった、2019年にトライアウトを経て加入したFC琉球でリスタートを切ると、本来のトップパフォーマンスを取り戻して夏場までにゴールを量産。その活躍もあり、セレッソ大阪に引き抜かれた。30歳になって初めて立つJ1の舞台では激しいポジション争いにもまれているが、第25節川崎フロンターレ戦ではJ1初ゴールをマークした。
2020シーズンは7年間かけて辿り着いたJ1でレギュラーの座を目指したが、思うようにチャンスをつかむことができず。今季はJ2のアルビレックス新潟に移籍し、再び自分のゴールでJ1 昇格を目指すこととなる。
プレースタイル
どんな局面でもどんな体勢でもゴールを決めることができるストライカー。クロスに合わせるためにペナルティーエリア内で相手を外す動きは秀逸で、スルーパスを引き出す能力にも長けている。
あとは自分がシュートを打ちやすい場所にボールを収めれば、右足や左足、頭関係なくネットを揺らす。1トップでも2トップでも与えられた役割を起用にこなし、常にゴールへの最短ルートを考えている。
動画:プレー&ゴール集
プロフィール・経歴
鈴木孝司/Koji SUZUKI
1989年7月25日生まれ179㎝・77kg 利き足:右
シーズン | 所属クラブ | 出場・得点 |
---|---|---|
2012 | FC町田ゼルビア | 18試合・0得点 |
2013 | FC町田ゼルビア | 32試合・15得点 |
2014 | FC町田ゼルビア | 33試合・19得点 |
2015 | FC町田ゼルビア | 31試合・12得点 |
2016 | FC町田ゼルビア | 25試合・12得点 |
2017 | FC町田ゼルビア | 12試合・2得点 |
2018 | FC町田ゼルビア | 30試合・5得点 |
2019 | FC琉球 | 27試合・15得点 |
2019 | セレッソ大阪 | 11試合・1得点 |
2020 | セレッソ大阪 | 14試合・0得点 |
2021 | アルビレックス新潟 | 33試合・9得点 |
※成績は国内リーグ(2021年12月8日現在)
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