今回、昨シーズンまでジェフユナイテッド千葉でともにプレーしていた佐藤氏が、サガン鳥栖のFW山下敬大に迫った。
今シーズン、J1初挑戦で9得点とチームトップの数字を残している山下。ここまでの活躍ぶりを「嬉しい気持ちはもちろん、すごく充実している印象が強い」と今の心境を語る。ジェフ時代にそのプレーを間近で見てきた佐藤氏から「ジェフで1番驚いたのがシュートのうまさ。ここ5年くらいで1番上手い選手と出会った」と賛辞が送られると、先輩からの思わぬ告白に山下も嬉しそうな表情を見せた。
その中でも「代表も狙える逸材」として佐藤氏が期待をしている山下には、「敬大に期待しているのは日の丸をつけること。多くの人が期待していると思うけど」と言及。すると本人も「今年は、すごくその気持ちが強くなった。サッカーをやっている以上は、そこを目指したい」と代表入りへの思いを口にする。
代表への思いが大きくなったのは、元チームメイトのFW林大地(シント=トロイデンVV )の存在が大きい。林は、バックアップメンバーから東京五輪本大会のメンバー入りを果たし、本大会では5試合に出場してベスト4進出に貢献。今夏にはベルギー1部のシント=トロイデンVV に移籍し、鳥栖から海外へと羽ばたいたストライカーだ。
「(林の活躍には、)ものすごいもの(刺激)がありました。彼もすごく努力して積み上げてきたものがありましたし、そういう選手があのように日の丸をつけるんだと。年下ですけど、学ばせてもらった部分があった。負けていられないなと常に思っています」。
最後に同じストライカーの大先輩でもある佐藤氏からは、「ボックス内での時間、シュート機会をもっともっと増やしてほしい。敬大は何でもできる。チームのためにハードワークもできる、スタメンでも途中でも与えられた役割をしっかりとこなせるけど、ただ僕はゴール前でのうまさ・強さ・ゴールというのをより意識して欲しいと思う」とエールが贈られた。
17日、19:00からキックオフを迎える予定だった大分トリニータとの九州ダービーは、台風の影響で18日19:00開始に日程が変更。「結果にこだわって全員で戦って勝ちたい」とその一戦に闘志を燃やす山下は、念願の代表初選出に向けて更なるアピールを目指していく。
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