ヴィッセル神戸は27日、ロシア・プレミアリーグのFCロストフから日本代表MF橋本拳人が加入することを発表した。
なお、この加入は国際サッカー連盟(FIFA)のレギュレーションによりロシアのチームとの契約が一時停止された措置を受けてのものであり、契約期間は6月30日までとなる。
FC東京の下部組織で育った橋本は、U-18チーム所属中の2009年に第2種登録選手としてトップチームに登録。2012年より正式に昇格を果たした後、ロアッソ熊本に期限付き移籍し、2015年に復帰してからはFC東京の主力として中盤を支えた。
国内でも有数のボランチとして日本代表にも選出されるようになると、2020年夏に海を渡ってロストフに完全移籍。ロシアではリーグ戦通算29試合8得点と攻撃性能も開花させていたが、昨今の情勢の影響を受けてJリーグに復帰することとなった。
神戸加入が決まった橋本は、クラブ公式サイトを通じて「ここ1ヶ月間難しい状況だった僕に声をかけていただき、仲間に入れてくれたヴィッセル神戸さんには本当に感謝しています。いち早くチーム戦術、チームメイトの特徴を理解し、全力でヴィッセル神戸のために戦います」と感謝を伝えている。
また、神戸は同日にスペイン人MFセルジ・サンペールが15日のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)プレーオフ、メルボルン・ビクトリー戦で右膝前十字靱帯損傷のケガを負っていたことも発表。スペイン・バルセロナ市内の病院で手術が実施され、無事に成功したものの、手術日より全治8カ月であることが伝えられていた。
重要なボランチが今季絶望となった神戸。大きな痛手であることに変わりはないが、同じポジションに日本人でもトップクラスの選手の補強を成功させている。
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