オーストラリア出身のGKランゲラックは2007年にサウス・メルボルンとプロ契約を結んでから国内リーグで経験を積み、2010年から活躍の場をヨーロッパへと移した。
最初に加入したボルシア・ドルトムントでは在籍した5シーズンの間にレギュラーをつかむことはできなかったが、ブンデスリーガやUEFAチャンピオンズリーグのピッチに立ち、2014年のブラジルワールドカップではオーストラリア代表に選ばれた。ちなみ2010年からの2年間は元日本代表の香川真司(現サラゴサ)とチームメイトだった。その後、シュツットガルトで2シーズンプレーし、16-17シーズンは2部ながら正GKとしてフルタイム出場を達成。1部復帰に大きく貢献した。
そしてスペインのレバンテを挟み、2018年に初来日。名古屋グランパスに加入するとすぐに定位置をつかんだ。チームに加わってからの2シーズンはいずれも残留争いを強いられることとなったが、何度も何度もスーパーセーブを披露してチームを窮地から救った。もはや名古屋にとって替えのきかない存在で昨季はリーグ記録タイとなる17試合で完封を達成。3位フィニッシュの立役者となった。今季狙うはもちろんタイトル獲得。そのためにさらに堅いカギをゴールにかける。
プレースタイル
超人的な反射神経でどんなシュートに対しても反応し、ゴールを死守。ミドルシュートにペナルティーエリア内の1対1、クロスからのヘディングシュートと状況を選ばず、仲間には歓喜と安堵をもたらす。また相手には落胆と失望を与えるスーパーセーブを連発するGKだ。
それゆえ193㎝とワールドクラスの体格は、ゴール前に立つとより大きく見える。その姿はまさに名古屋のゴールを守る守護神である。
動画:セーブ集
プロフィール・経歴
ランゲラック/LANGERAK
1988年8月22日生まれ 193cm・84kg 利き足:右
シーズン | 所属クラブ | 出場・得点 |
---|---|---|
2007 | サウス・メルボルン | 14試合・0得点 |
2007-2008 | メルボルン・ヴィクトリー | 1試合・0得点 |
2008-2009 | メルボルン・ヴィクトリー | 4試合・0得点 |
2009-2010 | メルボルン・ヴィクトリー | 16試合・0得点 |
2010-2011 | ドルトムント | 1試合・0得点 |
2011-2012 | ドルトムント | 2試合・0得点 |
2012-2013 | ドルトムント | 3試合・0得点 |
2013-2014 | ドルトムント | 4試合・0得点 |
2014-2015 | ドルトムント | 9試合・0得点 |
2015-2016 | シュツットガルト | 3試合・0得点 |
2016-2017 | シュツットガルト | 34試合・0得点 |
2017-2018 | シュツットガルト | 0試合・0得点 |
2017-2018 | レバンテ | 0試合・0得点 |
2018 | 名古屋グランパス | 34試合・0得点 |
2019 | 名古屋グランパス | 33試合・0得点 |
2020 | 名古屋グランパス | 34試合・0得点 |
2021 | 名古屋グランパス | 38試合・0得点 |
※成績は国内リーグ(2021年12月8日現在)
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