地元・山形を離れて鹿島アントラーズジュニアユースに入団すると、そこからは鹿島一筋。勝者のメンタリティーを持つ男こそが土居聖真だ。
プロ1~2年目は分厚い選手層を前にほとんど出場機会に恵まれなかったが、トニーニョ・セレーゾ監督が就任した2013年から徐々に頭角を現すと、2014年のリーグ戦全試合に出場してキャリアハイとなる8ゴールを奪った。そして2015年には、背番号をそれまでMF小笠原満男やMF野沢拓也といったチームの顔が付けてきた8番に変更。初めて主軸としてプレーし、チームにナビスコカップのタイトルをもたらした。
そこからは鹿島の攻撃の要としてチームをリードしてきた。2016年にはシーズン終盤に勝負強さを発揮。過密日程の中でチャンピオンシップを制覇しリーグタイトルを獲得すると、年末にはFIFAクラブワールドカップを戦い、さらに天皇杯優勝へと導いた。
その後、2018年にAFCアジアチャンピオンズリーグ制覇。ただ、国内に目を向けると4年連続でタイトルからは遠ざかっており、常勝軍団・鹿島としてそれは許されないこと。ザーゴ監督体制2年目の今季は生え抜きの8番がチームをタイトルに導く。
プレースタイル
一瞬のひらめきとアイディアでスペースを打開する攻撃的MF。トップ下や1.5列目でのプレーを得意とし、周囲の選手とのコンビネーションでゴールへと迫る。また、意外性や思いきりの良いシュートも持ち合わせる。
相手と相手のギャップで引き出しボールの落ち着きどころになれるところも魅力の1つ。中盤と前線のリンクマンとしてボールの流れを円滑にする。そして2019シーズンは公式戦55試合でピッチに立ったようにタフさも兼ね備えている。
動画:プレー&ゴール集
プロフィール・経歴
土居聖真/Shoma DOI
1992年5月21日生まれ 172㎝・63kg 利き足:右
シーズン | 所属クラブ | 出場・得点 |
---|---|---|
2011 | 鹿島アントラーズ | 2試合・0得点 |
2012 | 鹿島アントラーズ | 4試合・0得点 |
2013 | 鹿島アントラーズ | 15試合・2得点 |
2014 | 鹿島アントラーズ | 34試合・8得点 |
2015 | 鹿島アントラーズ | 28試合・6得点 |
2016 | 鹿島アントラーズ | 30試合・8得点 |
2017 | 鹿島アントラーズ | 33試合・3得点 |
2018 | 鹿島アントラーズ | 29試合・5得点 |
2019 | 鹿島アントラーズ | 32試合・5得点 |
2020 | 鹿島アントラーズ | 31試合・6得点 |
2021 | 鹿島アントラーズ | 36試合・6得点 |
※成績は国内リーグ(2021年12月8日現在)
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