昨季、J1リーグで3位となった名古屋グランパスは30日、沖縄キャンプをスタート。オンライン取材に対応したマッシモ・フィッカデンティ監督は、「全体的にすべてを上げていきたい」とキャンプでのチーム作りにかける思いを明かした。
フィッカデンティ体制2年目を迎えた昨季は、指揮官の戦術やスタイルが浸透。クラブ新記録となる17試合の無失点試合を達成するなどリーグ最小の28失点を誇った。結果、シーズンを通して上位争いを演じ、最後はデッドヒートの末に3位でフィニッシュ。2012年以来9シーズンぶりとなるAFCチャンピオンズリーグ(ACL)出場を決めた。
今季はオフにMF柿谷曜一朗やMF齋藤学らビッグネームを補強。JリーグやACLといったタイトル獲得を目指すシーズンとなる。
新型コロナウイルス感染拡大の影響で来日後2週間の隔離措置をとっていた名古屋のフィッカデンティ監督は、キャンプのスタートとともにチームに合流。ここまで映像等を見ながら選手のコンディションを見極めていたようで、「名古屋で走って、ここから仕上げていく作業が例年通りできる」と問題無しを強調した。
今季は新たな選手が加入したことで既存選手と新戦力の融合が鍵となる。フィッカデンティ監督は「チームのベースとなるものはある程度去年作ることができた」と語り、「(新加入の選手は)今後の名古屋に対して興味を持ってこのチームを選んでくれた。自然とこのやり方にあってくるはず」と早期フィットに対する自信を口にした。
また、ここからのチーム作りにおいては「全体的にすべてを上げていきたい」と主張。「ポゼッションも、守り方も、点を取るパターンも全体的にあげていく。全部の面を欲張らないと。時間はあるので可能な限りやっていきたい」とさらなるチーム強化を見据えているようだ。
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