新潟の帝京長岡高校時代から注目を集めていたMF小塚和季は、2年生のときに北信越プリンスリーグで得点王になり、3年生のときには高校サッカー選手権でベスト8進出に貢献した。卒業後は地元のクラブであるアルビレックス新潟に入団。1年目は公式戦の出場がゼロに終わる悔しさを味わったが、2年目の途中から期限付き移籍したレノファ山口で実戦経験を積み、翌年もそのまま山口に残り中心選手としてJ3参入1年目での優勝、J2昇格に貢献した。
その後、2016シーズンに1度は新潟に戻ったが思うような結果を残せず、2017シーズンに再度、山口に期限付き移籍。そこで再び輝きを放つと、2018年にはついに新潟を離れる決断を下し、完全移籍でヴァンフォーレ甲府に加入した。甲府でも期待通りのパフォーマンスを披露し、2019シーズンには大分トリニータに移籍。その大分では開幕スタメンをつかみ31試合で先発出場するなど、ようやくJ1の舞台でブレイクを果たした。しかし、一転2020シーズンはリーグ戦8試合の出場に終わった。
それでもその高いテクニックと非凡な攻撃センスは高く評価され、今季からはJリーグ王者の川崎フロンターレに加入。独特のアイディアを加え、川崎の攻撃をさらにバージョンアップさせる。
プレースタイル
プロ入り直後から“天才”と称されてきたように非凡なパスセンスやテクニックの持ち主。相手の逆を取ることや意表を突くことがとにかく上手く、相手をあざ笑うかのようなプレーを連発する。
ゴールよりもアシストに強いこだわりを持つテクニシャンは、緊迫する局面で針の穴を通すような驚異的なラストパスを涼しい顔で供給。ピッチを俯瞰しているかのようなプレーでゴールを演出する。
動画:プレー&ゴール集
プロフィール・経歴
小塚和季/Kazuki KOZUKA
1994年8月2日生まれ 173cm・68kg 利き足:右
シーズン | 所属クラブ | 出場・得点 |
---|---|---|
2013 | アルビレックス新潟 | 0試合・0得点 |
2014 | アルビレックス新潟 | 2試合・0得点 |
2014 | J-22 | 1試合・0得点 |
2014 | レノファ山口 | 13試合・2得点 |
2015 | レノファ山口 | 33試合・6得点 |
2016 | アルビレックス新潟 | 6試合・0得点 |
2017 | レノファ山口 | 39試合・8得点 |
2018 | ヴァンフォーレ甲府 | 31試合・6得点 |
2019 | 大分トリニータ | 33試合・1得点 |
2020 | 大分トリニータ | 8試合・1得点 |
2021 | 川崎フロンターレ | 5試合・0得点 |
※成績は国内リーグ(2021年12月8日現在)
DAZNについて
DAZNなら好きなスポーツをいつでも、どこでもライブ中継&見逃し配信!今すぐ下の記事をチェックしよう。
● 【番組表】直近の注目コンテンツは?
● 【お得】DAZNの料金・割引プランは?