【注目選手】強気なパワフルドリブル、相馬勇紀 | 名古屋グランパス | Jリーグ

三菱養和SCユースから早稲田大学に進学したMF相馬勇紀は、3年生の時に関東大学サッカーリーグ戦の2部でアシスト王を獲得。これで一気に知名度を上げると、2018年には名古屋グランパスに特別指定選手として登録され、さっそく9試合1得点の活躍を見せてプロでも通用する力を証明した。

2019年は改めて名古屋に正式加入。開幕戦となったサガン鳥栖戦でプロデビューを果たし、ゴールも記録した。ただ、その後なかなか出場機会を得られなかったことで、夏に鹿島アントラーズへの期限付き移籍を決断。そこでも多くのチャンスをつかむことができず、リーグ戦では悔しい1年を過ごした。

とはいえ、代表レベルでは飛躍の1年に。6月のトゥーロン国際大会で初めて東京五輪世代となるU-22日本代表に選出されると、12月に行われたE-1選手権ではA代表にメンバー入り。自身の特徴であるドリブルで積極的に仕掛け、チャンスの山を作った。

名古屋で1シーズンプレーした2020年は飛躍的な成長を遂げ攻撃の切り札として存在感を示した。今季は背番号を11に変え、さらに高く羽ばたく。

プレースタイル

積極的な仕掛けからサイドを打開するドリブラーだ。身長165cmと小柄ながらスピードとフィジカルを兼ね備え、重心の低いドリブルで相手を翻弄。積極的な仕掛けでゴールに迫っていく。

強気なメンタリティーの持ち主で、カットインからパンチ力のあるミドルシュートでどんどんゴールを狙う。それでいて前線からのスイッチ役として守備にも奮闘できるハードワークを備える。両サイドをこなせるという点でも器用な選手と言っていいだろう。

動画：プレー&ゴール集

プロフィール・経歴

相馬勇紀／Yuki SOMA
1997年2月25日生まれ165㎝・68kg 利き足：右

※成績は国内リーグ（2021年12月8日現在）

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