【注目選手】清水が生んだハイタワー、立田悠悟 | 清水エスパルス | Jリーグ

育成年代から将来を嘱望され、現在は東京五輪代表の候補に名を連ねる存在。それがDF立田悠悟だ。

中学時代から清水エスパルスの下部組織で育った立田は、高校在学中に清水のトップチームに昇格が決定。17年からプロキャリアをスタートすると、初年度はJリーグYBCルヴァンカップのグループステージ第1節柏レイソル戦でプロデビューを果たすなど、主にカップ戦で出番を得て経験を積んだ。

2018シーズンは開幕戦の鹿島アントラーズ戦でリーグ戦デビューを飾ると、その後は慣れないサイドバックでの出場が多かったが25試合に出場。チームの信頼を勝ち取るとともに飛躍の1年を過ごした。昨季は副主将に任命され、より責任感が増した中で堅実なプレーを披露。26試合に出場して存在感を発揮している。

そして昨季はチームが方向性を迷う中、キャリアハイの29試合2得点をマークし最終ラインを支えた。今季から就任するロティーナ監督は規律を重んじる守備を大切にする指揮官なだけにさらにCBとしてパワーアップが期待される。

プレースタイル

191cmの恵まれた体格を生かして空中戦で違いを見せるDFだ。ハイボールの競り合いに強く、それだけでなく対人守備でも秀でたところを見せる。

また、高身長ながら足元の技術にも優れ、後方からの鋭い縦パスにも優れた一面を持つ。まだまだ狙い過ぎて引っかかってしまうような単純なミスは多いが、そういったミスも試合を重ねるごとに数が減っており、さらなる成長が見込まれる。今季も自身の特徴を最大限に生かした守備で相手を完封したいところだ。

動画：プレー&ゴール集

プロフィール・経歴

立田悠悟／Yugo Tatsuta
1998年6月21日生まれ191㎝・81kg 利き足：右

※成績は国内リーグ（2021年12月8日現在）

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