ディフェンダーながら攻撃でも高い貢献度を誇るDF福森晃斗は、神奈川県の名門桐光学園高校卒業後の2011年シーズンに川崎フロンターレ加入。その年のJ1第6節・アルビレックス新潟戦でプロデビューを飾った。しかし、4年間在籍した同クラブでは定位置をつかむことができず、2015年に北の大地に活躍の場を求める。
この決断がサッカー人生の行方を大きく変えた。当時J2だった札幌に期限付き移籍した福森は、初年度からレギュラーをつかんで2年目に昇格に貢献。チームとしても自身としても再びJ1に挑む2017年に完全移籍に移行した。
そして、J1の舞台でも重要選手として自身の地位をキープ。3バックの左ながら攻撃の起点としてチームをけん引した。さらにこの男の代名詞である正確無比かつ強烈な左足で多くのゴールを演出。直接ゴールネットを揺らしたかと思えばピンポイントクロスでアシストをマークする。惜しくも初タイトルは逃したが、2019シーズンのJリーグYBCルヴァンカップ決勝で叩き込んだFKは強烈なインパクトを残した。
在籍年数も上の方になり自覚と責任を持って戦うこととなる今季はリーダーシップの発揮も期待される。
プレースタイル
ミハイロ・ペトロヴィッチ監督の下で主に3バックの左を務める福森は高い左足の精度を備える。2017シーズンには第18節の大宮アルディージャ戦で直接FKを2本叩きこみ、チームを敗北から救った。
また、プレースキックだけでなく流れの中での展開力やチャンスメイクにも優れ、攻撃的なサッカーを目指す札幌には欠かせない。特に低い位置からのピンポイントアーリークロスは驚異的であり、急激に曲がるボールで多くの決定機を演出する。
動画:プレー&ゴール集
プロフィール・経歴
福森晃斗/Akito FUKUMORI
1992年12月16日生まれ 183cm・75kg 利き足:左
シーズン | 所属クラブ | 出場・得点 |
---|---|---|
2011 | 川崎フロンターレ | 2試合・0得点 |
2012 | 川崎フロンターレ | 3試合・0得点 |
2013 | 川崎フロンターレ | 6試合・0得点 |
2014 | 川崎フロンターレ | 5試合・1得点 |
2015 | 北海道コンサドーレ札幌 | 39試合・4得点 |
2016 | 北海道コンサドーレ札幌 | 39試合・3得点 |
2017 | 北海道コンサドーレ札幌 | 33試合・3得点 |
2018 | 北海道コンサドーレ札幌 | 31試合・2得点 |
2019 | 北海道コンサドーレ札幌 | 33試合・2得点 |
2020 | 北海道コンサドーレ札幌 | 30試合・2得点 |
2021 | 北海道コンサドーレ札幌 | 32試合・1得点 |
※成績は国内リーグ(2021年12月8日現在)
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