北海道札幌市で生まれ育ったMF荒野拓馬は、中学生時代から北海道コンサドーレ札幌のアカデミーでプレー。高校2年生の2010シーズンに、2種登録選手としてJリーグのピッチに立った。高校3年生になった2011シーズンもプロの舞台を経験し、2012シーズンからはトップチームの所属選手となった。
プロ2年目となる2013シーズンからはレギュラーに定着。その後は多くの監督の下でプレーしてきたが、どの監督からも信頼をつかみチームの主軸へと成長していった。2018年から指揮を執るミハイロ・ペトロヴィッチ監督になってからもその信頼は変わらず、中心選手としてチームを支えている。また、サッカーIQが高く足元の技術に優れているためペトロヴィッチ監督には重宝されており、本職のボランチだけでなくサイドやシャドー、ときには最前線で起用されることもある。
2018シーズンにはクラブ史上最高の4位でリーグ戦を終え、2019シーズンはJリーグYBCルヴァンカップでファイナリストになるなど、頂点まであと1歩に迫った。そしてタイトル獲得を目指して2020シーズンは戦うもシーズン終盤にケガで離脱を余儀なくされチームも12位に低迷。今季はリハビリからのスタートとなるが、この男の復帰が何よりもチームのためとなる。
プレースタイル
主戦場のボランチで最終ラインからボールをピックアップし、正確なショートパスやロングフィードで前線やサイドに展開する。もちろんそれだけでなく、鋭いターンでくるりと前を向き、自らドリブルで運んでいくこともしばしば。ピッチ中央でチームの攻撃を操る心臓だ。
また、ガッツあふれるプレーも彼の大きな魅力の1つである。ニコニコとした笑顔で味方や相手とコミュニケーションを取っていたかと思えば、次の瞬間には激しいプレーで相手とデュエル。シーズンに1度や2度、退場してしまうのは愛嬌である。
動画:プレー&ゴール集
プロフィール・経歴
荒野拓馬/Takuma ARANO
1993年4月20日生まれ 180㎝・72kg 利き足:右
シーズン | 所属クラブ | 出場・得点 |
---|---|---|
2010 | 北海道コンサドーレ札幌(2種登録) | 2試合・0得点 |
2011 | 北海道コンサドーレ札幌(2種登録) | 2試合・0得点 |
2012 | 北海道コンサドーレ札幌 | 3試合・0得点 |
2013 | 北海道コンサドーレ札幌 | 30試合・4得点 |
2014 | 北海道コンサドーレ札幌 | 24試合・3得点 |
2015 | 北海道コンサドーレ札幌 | 31試合・2得点 |
2016 | 北海道コンサドーレ札幌 | 18試合・2得点 |
2017 | 北海道コンサドーレ札幌 | 27試合・0得点 |
2018 | 北海道コンサドーレ札幌 | 26試合・0得点 |
2019 | 北海道コンサドーレ札幌 | 30試合・1得点 |
2020 | 北海道コンサドーレ札幌 | 28試合・5得点 |
2021 | 北海道コンサドーレ札幌 | 28試合・0得点 |
※成績は国内リーグ(2021年12月8日現在)
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