高校生のときに韓国の強豪・蔚山現代からドラフト指名を受けた実力を持つGKキム・スンギュは、10代の頃から年代別代表で活躍。U-17ワールドカップ(W杯)やU-20W杯のメンバーに選ばれるなど将来を嘱望される逸材として注目を集めた。
その実力どおり、蔚山現代でも20代前半で正守護神の座をつかむと、韓国を代表するGKに成長。2013シーズンはKリーグのベストイレブンを獲得している。また、韓国代表にも選出され、2014年のブラジルW杯や2015年のアジアカップのメンバーにも名を連ねた。
そして2016年には初の海外移籍を決断し、ヴィッセル神戸に加入。加入1年目からポジションをつかみフルタイム出場を飾ると、2017シーズン、2018シーズンもレギュラーとして活躍。韓国代表でも2018年のロシアW杯、2019年のアジアカップを戦った。
2019年の途中に1度は韓国に戻ることを選んだが、昨季から再びJリーグでプレー。加入した柏レイソルでもレギュラーに据えられると安定したパフォーマンスでJリーグYBCルヴァンカップではファイナル進出の立役者となった。来日6年目となる今季こそは自身初のタイトル獲得を目指す。
プレースタイル
これまでのキャリアや実力を踏まえ、現時点でのアジアNo.1GKとの呼び声が高いキム・スンギュは、長い手足を生かしたシュートセーブが大きな武器。最後まで相手の動きやボールを見極め、至近距離からのシュートでもしっかりと反応しゴールを守る。
Jリーグでのプレー経験も長く、日本語を理解しておりチームメイトとのコミュニケーションは問題ない。経験がものを言うGKのポジションで30代は最も脂の乗っている時期である。
動画:セーブ集
プロフィール・経歴
キム・スンギュ/KIM Seung-Gyu
1990年9月30日生まれ 187cm・84kg 利き足:右
シーズン | 所属クラブ | 出場・得点 |
---|---|---|
2006 | 蔚山現代 | 0試合・0得点 |
2007 | 蔚山現代 | 0試合・0得点 |
2008 | 蔚山現代 | 2試合・0得点 |
2009 | 蔚山現代 | 0試合・0得点 |
2010 | 蔚山現代 | 3試合・0得点 |
2011 | 蔚山現代 | 2試合・0得点 |
2012 | 蔚山現代 | 12試合・0得点 |
2013 | 蔚山現代 | 32試合・0得点 |
2014 | 蔚山現代 | 29試合・0得点 |
2015 | 蔚山現代 | 32試合・0得点 |
2016 | ヴィッセル神戸 | 34試合・0得点 |
2017 | ヴィッセル神戸 | 31試合・0得点 |
2018 | ヴィッセル神戸 | 30試合・0得点 |
2019 | ヴィッセル神戸 | 12試合・0得点 |
2019 | 蔚山現代 | 16試合・0得点 |
2020 | 柏レイソル | 24試合・0得点 |
2021 | 柏レイソル | 35試合・0得点 |
※成績は国内リーグ(2021年12月8日現在)
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