『Jリーグプレビューショー#9』では、好調の京都サンガF.C.の攻撃をけん引しているFWピーター・ウタカに注目。2016年にサンフレッチェ広島でチームメイトとして共闘した佐藤寿人氏が同じストライカーの立場からゴールを量産し続けられる理由に迫った。
京都はここまで4勝3分2敗で5位につけ、”昇格組”ながらもJ1で躍進を見せている。その中でも京都のエースとして君臨するピーター・ウタカは、ここまで7得点を記録。J1得点ランキングのトップを走り、京都の大きな原動力となっている。なぜ彼はここまでゴールを量産できるのか。
今年の2月で38歳を迎えたウタカ。「年齢を重ねるごとにより頭を使うことができるようになった」と変化を語り、「みんなが想像している以上の努力を続けている」ことを強調する。特に食事面は徹底管理しているようで、「試合が近づいてきたらパスタやポテトは食べるけど、お米は食べない」と体重管理を徹底しているようだ。
ここまでペナルティエリア内でのゴール数がリーグトップの6得点。ワンタッチフィニッシュがお得意のゴールパターンでもある。「家みたいなもの。ゴール前は最も居心地が良い場所」と表現するペナルティエリアでフィニッシュに持ち込むために「大事なのはテクニックと体勢の修正。あとは狭い中でもスペースを作ることと、ゴールキーパーの位置を確認している。最後は冷静さ」と強調。様々な駆け引きと工夫を凝らしていることがわかる。そして何よりもストライカーとして「ゴールの”におい”で分かる」と直感的なゴールへの嗅覚も研ぎ澄まされているようだ。
29日には、リーグで3位タイの失点数の少なさを誇るアビスパ福岡と激突。絶好調な京都のエースにとっても「アビスパの守備は深い場所で守ってスペースを与えてくれない」と厄介な相手となりそうだ。それでも「相手が深い位置で守るなら遠目から狙うのが良いかもしれない」とリーグ4試合連発となるゴールへの道筋を思い描いている。
さらにJ1で通用することを改めて示すことへの野心も抱いている。「過去3シーズン続けてJ2で20点以上を決めたが、J1でも通用するのかと思われている。なのでJ1でも活躍できると証明することが今季のモチベーションであり挑戦なのです」。
Jリーグで結果を残し続けるサンガの”キング”は、J1で京都を更なる躍進に導く存在となれるか。今後も彼の活躍に注目だ。
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