宮崎産業経営大学では1年時からレギュラーを務め、3年連続で天皇杯に出場した経験を持つ鈴木義宜は4年時に特別指定選手として大分トリニータに加入。そして2015年にプロ契約を結ぶと、そこから鉄人ぶりを発揮する。
J2で戦ったプロ1年目からいきなりリーグ戦40試合に出場。残留を目指して戦ったFC町田ゼルビアとのJ2・J3入れ替え戦第1戦で退場してしまい、チームはJ3へと降格してしまう悲劇に見舞われたが、1年間を通して最終ラインに君臨した。
その悔しさを胸に戦った2016シーズンは、J3ながら30試合すべてに先発出場して1年でのJ2復帰に貢献。完全にレギュラーポジションを勝ち取った。2017シーズンから2019シーズンまでは3年連続フルタイム出場を継続中。J1昇格を達成した2018年、6年ぶりのJ1でリーグに旋風を吹かせた2019年は、最終ラインから“カタノサッカー”を体現する一人としてチームを支えた。
2017年から2年連続で副キャプテンを務め、2019年からキャプテンに就任するなど周囲からの信頼も厚く、昨季も脳震盪の影響で欠場した1試合以外は全試合出場を果たした。そんな大分のDFリーダーはプロ6年目にして移籍を決断。今季からは清水エスパルスでプレーすることを選んだ。守備組織を重んじるロティーナ監督の下、CBとしての幅をさらに広げる。
プレースタイル
GKを含め最終ラインから緻密にボールを動かす攻撃的なサッカーにチャレンジする中で、決して守備の機会は少なくない。そこでピンチを防ぐのが鈴木のシュートブロックである。
簡単に足を出したり飛び込んだりすることはせずに粘り強く対応。最後の最後まで相手の動きを見て体を投げ出すシュートブロックでチームを救ってきた。また、最終ラインからのパス出しやロングフィードなど、ビルドアップの技術にも優れている。
動画:プレー集
プロフィール・経歴
鈴木義宜/Yoshinori SUZUKI
1992年9月11日生まれ 184㎝・72kg 利き足:右
シーズン | 所属クラブ | 出場・得点 |
---|---|---|
2015 | 大分トリニータ | 40試合・1得点 |
2016 | 大分トリニータ | 30試合・1得点 |
2017 | 大分トリニータ | 42試合・3得点 |
2018 | 大分トリニータ | 42試合・1得点 |
2019 | 大分トリニータ | 34試合・0得点 |
2020 | 大分トリニータ | 33試合・0得点 |
2021 | 清水エスパルス | 22試合・2得点 |
※成績は国内リーグ(2021年12月8日現在)
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