第33節を終了した時点で優勝のチャンスが残っているのは2チームのみ。現在、首位の川崎フロンターレと2位の横浜F・マリノスだ。
ただ、残り5試合という状況、そして両者の差が「12」も離れてしまっている現状を考えると、川崎Fの連覇がいつ決するかに注目が集まっている。
今節では下記のいずれかの条件を満たした場合、川崎FのJ1リーグ制覇が決定する。
①1位川崎Fが勝利し、2位横浜FMが引き分け以下
⇒残り4試合で川崎Ｆの勝点87、横浜FMの勝点73以下
②1位川崎Fが引き分け、2位横浜FMが敗戦
⇒残り4試合で川崎Ｆの勝点85、横浜FMの勝点72
川崎Fは浦和と、横浜FMはG大阪と対戦
現在、7連勝中の川崎Fは、AFCチャンピオンズリーグの出場権争いをしている浦和レッズとホームで対戦。JリーグYBCルヴァンカップ準々決勝では敗退を余儀なくされた相手と考えると、決して簡単な試合にはならないだろう。ただし、当時と違ってけが人が戻り、万全の状況にあるのは事実。最近の勢いそのままに勝利することができれば、あとは横浜FMの結果次第ということになるかもしれない。
一方の横浜FMは、ホームでG大阪と対戦。ここ最近、失点が重なり、なかなか調子の上がっていない横浜FMだが、少しでも優勝のチャンスを広げるためにも勝利が欲しい一戦となる。対戦相手のG大阪は、残留争いの真っ只中にいる相手。前節の勝利で多少安全圏に出たとはいえ、勝点1でも積み上げたいのは明白。展開次第では引き分けを念頭に置いて戦う可能性も考えられる。そういう意味でも、横浜FMとしては自慢の破壊力ある攻撃を前面に出し、先制点をもぎ取っていくことが大事になるだろう。
互いに勝って週末の試合まで伸ばすことになるか。それとも互いに勝点を落とす結末になるのか。水曜日に開催される13:05キックオフの両者の戦いから目が離せない。
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