昨年夏に8年ぶりのJリーグ復帰を果たしたヴィッセル神戸DF酒井高徳。加入後すぐにチームに馴染み、MFアンドレス・イニエスタらとの連係で左サイドのキーマンの1人となっている。
アルビレックス新潟の下部組織出身の酒井は、トップチームでの活躍を経て2011年末に母親の母国ドイツのシュツットガルトに期限付き移籍。ローテーションで起用される中で実力を示してレギュラーを奪取し、2013年1月に完全移籍に移行した。
その後、2015年夏に同じブンデスリーガのハンブルガーSVにわたり、同リーグ通算100試合の出場を達成。さらに日本人選手として初めてブンデスクラブのキャプテンに就任した。
しかし、2017-18シーズンにクラブが史上初めての降格を経験すると、翌シーズンの昇格も叶わず。日本復帰を決断することとなった。明治安田生命J1リーグでは半期で12試合に出場し、2アシストを記録した。そしてシーズンスタートからヴィッセル神戸でプレーした2020シーズンは絶対的存在としてチームけん引。若手選手の良きお手本として高次元のプレーを披露した。世界基準のサイドプレーヤーは今季もピッチ内外で先頭を走る。
プレースタイル
日本代表として各年代に名を連ね、2014年と2018年の2大会でワールドカップ(W杯)メンバーとなった酒井の魅力は、ダイナミックな攻撃参加だ。チャンス時には必ずトップスピードでオーバーラップするだけのスタミナを備え、時にはドリブルで打開を図る。
また、左右のサイドバックを難なくこなせるだけでなく、ハンブルガーSV在籍時にはボランチとしても多くの試合に出場。左右のサイドハーフとしての起用も可能であり、高いユーティリティ性を有している。
動画:プレー&アシスト集
プロフィール・経歴
酒井高徳/Gotoku SAKAI
1991年3月14日生まれ 176cm・74kg 利き足:右
シーズン | 所属クラブ | 出場・得点 |
---|---|---|
2008 | アルビレックス新潟 | 0試合・0得点 |
2009 | アルビレックス新潟 | 18試合・0得点 |
2010 | アルビレックス新潟 | 31試合・0得点 |
2011 | アルビレックス新潟 | 25試合・1得点 |
2011-12 | シュツットガルト | 14試合・0得点 |
2012-13 | シュツットガルト | 27試合・0得点 |
2013-14 | シュツットガルト | 28試合・0得点 |
2014-15 | シュツットガルト | 18試合・1得点 |
2015-16 | ハンブルガーSV | 22試合・0得点 |
2016-17 | ハンブルガーSV | 33試合・1得点 |
2017-18 | ハンブルガーSV | 26試合・0得点 |
2018-19 | ハンブルガーSV | 31試合・0得点 |
2019 | ヴィッセル神戸 | 12試合・0得点 |
2020 | ヴィッセル神戸 | 32試合・1得点 |
2021 | ヴィッセル神戸 | 38試合・1得点 |
※成績は国内リーグ(2021年12月8日現在)
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