韓国Kリーグの名門・全北現代で10年以上プレーし、長い間正GKを務めてきたクォン・スンテは、3度のリーグタイトルに2度のアジアチャンピオンに立った輝かしい実績を持っている。また2014年からは3年連続でKリーグのベストイレブンを受賞。国内を代表するGKに昇りつめた。
韓国が誇る名GKは、2017シーズンから鹿島アントラーズに史上初の外国籍選手GKとして加入。すると、すぐさま高い能力を発揮してベテランGK曽ヶ端準としのぎを削りながらポジションを奪いあった。加入1年目は夏場にケガを負い、12試合の出場に留まったが、翌年からはレギュラーを獲得。リーグ戦だけでなくカップ戦やAFCチャンピオンズリーグを並行して戦う過密日程の中で、実績十分のGKは幾度となくチームを救い、支えた。そして2018シーズンには韓国クラブとの激戦を制しながら決勝まで辿り着き、自身にとって3度目のACL制覇を達成。鹿島が長年追いかけ続けてきたタイトルをもたらした。
加入4年目となった昨季はGK沖悠哉の台頭もありピッチに立つ機会は限られたが、まだまだ能力は錆びついていない。今季はポジション再奪取に燃える。
プレースタイル
抜群のシュートストップや驚異的な反射神経もさることながら、その威圧感だけでゴールを守ることができそうなほど試合中は相手を寄せ付けないオーラを放ち続けている。
最後尾から大きな声を張り上げ、仲間を励まし、時には喝を入れ、チームに戦う姿勢を注入する姿は迫力満点だ。キックの不安定さは玉に瑕だが、それ以上に存在感が際立っており、この男がゴールを守っているだけで与えられる安心感は計り知れない。
動画:プレー&セーブ集
プロフィール・経歴
クォン・スンテ/KWOUN Sun Tae
1984年9月11日生まれ 184cm・85kg 利き足:右
シーズン | 所属クラブ | 出場・得点 |
---|---|---|
2006 | 全北現代 | 19試合・0得点 |
2007 | 全北現代 | 20試合・0得点 |
2008 | 全北現代 | 24試合・0得点 |
2009 | 全北現代 | 29試合・0得点 |
2010 | 全北現代 | 24試合・0得点 |
2011 | 尚州尚武 | 15試合・0得点 |
2012 | 尚州尚武 | 16試合・0得点 |
2012 | 全北現代 | 0試合・0得点 |
2013 | 全北現代 | 8試合・0得点 |
2014 | 全北現代 | 34試合・0得点 |
2015 | 全北現代 | 36試合・0得点 |
2016 | 全北現代 | 35試合・0得点 |
2017 | 鹿島アントラーズ | 12試合・0得点 |
2018 | 鹿島アントラーズ | 27試合・0得点 |
2019 | 鹿島アントラーズ | 30試合・0得点 |
2020 | 鹿島アントラーズ | 7試合・0得点 |
2021 | 鹿島アントラーズ | 5試合・0得点 |
※成績は国内リーグ(2021年12月8日現在)
DAZNについて
DAZNなら好きなスポーツをいつでも、どこでもライブ中継&見逃し配信!今すぐ下の記事をチェックしよう。
● 【番組表】直近の注目コンテンツは?
● 【お得】DAZNの料金・割引プランは?