鹿島アントラーズがザーゴ監督の解任を発表。後任にはトップチームのコーチを務めていた相馬直樹氏が就任 ｜ Jリーグ

昨季、鹿島の指揮官に就任したザーゴ監督は、リアクションサッカーから主体的なアクションサッカーへとチームの変革に着手。序盤戦こそなかなか勝利を積み重ねられなかったが、中盤戦から盛り返し上位争いに加わった。最終的にAFCチャンピオンズリーグ出場圏内である3位に入れず、5位でシーズンを終えることになったが、中盤戦以降の戦いを踏まえて今年の躍進が期待されていた。

ただ、クラブ創設30周年記念となる今季、タイトル奪取のためにスタートダッシュが求められていたが、序盤戦からなかなか結果が振るわず。ここまで8試合を終えて2勝2分4敗の勝点8で15位。首位の川崎フロンターレとは勝点差20も離れ、苦しいシーズンを過ごしていた。

その状況を見て、今回フロントが決断。8試合を終えた時点での解任が決まった。

後任には昨季からトップチームのコーチを務めていた相馬氏が新たに就任。相馬氏は2019年にFC町田ゼルビアを指揮していた時以来の監督就任となった。このタイミングでの監督交代がどのようにチームに影響をもたらすか。今後の鹿島の試合が注目される。

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