柏レイソル一筋18年目、太陽王が誇るバンディエラだ。
アカデミー時代までさかのぼれば、柏で過ごした時間はさらに長く、柏のすべてを知る存在といっても決して過言ではない。
2003年にトップチームに昇格したMF大谷秀和は、プロ1年目から出場機会をつかみすぐにレギュラーへと定着。特に初めてJ2を戦うこととなった2006シーズン以降は、柏レイソルというクラブにとって欠かすことのできない存在である。
日本代表歴こそないもののJリーグを代表するボランチは、2009シーズン途中に就任したネルシーニョ監督と出会い、多くの貴重な経験を積むこととなる。2010年のJ2優勝を皮切りに2011年にはJ1制覇、2012年に天皇杯、2013年にはナビスコカップのタイトルを獲得し、AFCアジアチャンピオンズリーグやクラブワールドカップなど国際舞台のピッチにも立った。
そこから1度、チームがアカデミーとのシームレス化を目指し、ポゼッショスタイルへ舵を切ったが、そこでもコンスタントにプレー。上位争いもJ2降格も経験した。そして、2019シーズンから再びネルシーニョ監督がチームを率いるようになりタッグを結成。昨季はJリーグYBCルヴァンカップ決勝で惜しくも敗れ悔しさを味わった。今季こそは再びタイトルの喜びに浸るために円熟味の増したプレーでチームを支える。
プレースタイル
突出する何か際立つ武器があるわけではないが、パス、トラップ、シュート、タックル、ブロックとすべてのプレーを高次元でこなし、鋭い予測と素早い切り替えでピッチ内を統率する。
柏一筋でどんな監督の下でも15年近くキャプテンを務めているように周囲からの人望も厚く、試合中はとにかく冷静。誰よりも俯瞰してゲームの流れを読みプレーする。今季でプロ18年目を迎えるが、まだまだ衰える様子はない。豊富な経験を武器にチームの心臓として君臨する。
プレー&ゴール集
プロフィール・経歴
大谷秀和/Hidekazu OTANI
1984年11月6日生まれ 174㎝・67kg 利き足:右
シーズン | 所属クラブ | 出場・得点 |
---|---|---|
2003 | 柏レイソル | 4試合・0得点 |
2004 | 柏レイソル | 16試合・1得点 |
2005 | 柏レイソル | 20試合・3得点 |
2006 | 柏レイソル | 29試合・0得点 |
2007 | 柏レイソル | 31試合・0得点 |
2008 | 柏レイソル | 33試合・3得点 |
2009 | 柏レイソル | 20試合・1得点 |
2010 | 柏レイソル | 35試合・2得点 |
2011 | 柏レイソル | 27試合・0得点 |
2012 | 柏レイソル | 31試合・1得点 |
2013 | 柏レイソル | 31試合・0得点 |
2014 | 柏レイソル | 30試合・0得点 |
2015 | 柏レイソル | 31試合・2得点 |
2016 | 柏レイソル | 20試合・1得点 |
2017 | 柏レイソル | 32試合・5得点 |
2018 | 柏レイソル | 25試合・0得点 |
2019 | 柏レイソル | 30試合・0得点 |
2020 | 柏レイソル | 23試合・2得点 |
2021 | 柏レイソル | 6試合・1得点 |
※成績は国内リーグ(2021年12月8日現在)
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