前回対戦
第10節:鹿島アントラーズ 2 - 2 ヴィッセル神戸(カシマ)
リーグ3連勝を目指す鹿島と連敗阻止を狙う神戸の試合は、序盤から拮抗した展開で推移する。先に得点を奪ったのは神戸。19分の左サイドのCKから、最後はDF大﨑玲央の折り返しをDFダンクレーがボレーで合わせて先制に成功する。しかし、38分には鹿島が反撃。DF広瀬陸斗のクロスをFWエヴェラウドが高い打点のヘディングで合わせて同点弾を奪取した。
後半も互いにチャンスを作り出していく中、61分に神戸のMF郷家友太が一瞬の隙を突いてミドルシュートでゴールを奪取。神戸リードのまま試合は後半のアディショナルタイムに進んだ。だが、最後の最後にドラマが待っていた。90+1分、ゴール前の混戦から荒木遼太郎がゴールを奪取。劇的なゴールで試合を振り出しに戻し、2-2のドローとなった。
成績
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ヴィッセル神戸(11位:8勝9分9敗 / 勝点:33 / 得点:44 / 失点:44 )
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鹿島アントラーズ(6位:12勝3分9敗 / 勝点:39 / 得点:36 / 失点:32 )
ヴィッセル神戸 対 鹿島アントラーズ 見どころ
AFCチャンピオンズリーグに参戦している神戸の過密日程を考慮し、前倒しする形で開催される今節。対戦相手となるのは6位の鹿島アントラーズ。ACLの出場圏内となるトップ3入りに向けても見逃せない一戦となりそうだ。
三浦淳寛監督就任以降、4連勝と調子を上げていた神戸だが、ここ3試合は1分2敗と低調。前節のサンフレッチェ広島戦でも先に2得点を奪われる展開の中で、後半に反撃を試みたが奪えたのは1点のみ。悔しい敗戦を喫してしまった。チームとしても上位との差が少しずつ離れているだけに、ここで勝利を収めたいところである。
そのためには攻撃陣の奮起が求められる。ここ3試合はFWドウグラスとFW古橋亨梧にゴールがない。彼ら二人が前線を引っ張って行かなければいけない勝点はついてこない。チャンスを逃さず得点を重ねていきたい。また、そこに至るまでの過程という点でも、MFアンドレス・イニエスタのパフォーマンスに注目が集まる。
一方、鹿島は、前節の北海道コンサドーレ札幌戦で相手のオールコートマンツーマンにハマりなかなか好機を作り出すことができず。迎えたチャンスも決め切れないまま0-1の敗戦を喫した。試合数の差があるとはいえ、3位のFC東京と勝点差8だと考えると、上位浮上のためにはここからできるだけ多くの勝利を手にする必要がある。
チームは今週、MF白崎凌兵の負傷を発表。攻守に貢献度の高い選手を欠くことになったのは痛手だ。そんな中、期待したいのがFWエヴェラウドとFW土居聖真の二人。前線で違いを作れる二人がいかにチャンスに絡んでいけるか。直近3つの敗戦はどれも無得点だっただけに、彼らの活躍が勝利につながるはずだ。
J1はミッドウィークに3試合のみ開催。注目の一戦となるだろう。
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