川崎フロンターレ対ヴィッセル神戸の見どころ ｜ 日程・放送・配信予定 ｜ J1リーグ

川崎フロンターレ 対 ヴィッセル神戸 概要

通算成績では川崎フロンターレの14勝7分8敗。成績だけで見れば、川崎Fにとって神戸は相性の良い相手と言っていい。ただ、2週間前に開催されたリーグ戦では2-2のドロー決着。内容的にも神戸に圧倒される展開となり、同点に追いついたが悔しい引き分けとなった。その後のJリーグYBCルヴァンカップこそ勝利したが、今節はもう一度引き締める必要があるだろう。

一方、神戸は前回の引き分けで2試合負けなしと徐々に川崎F対策が功を奏し始めているところがある。ルヴァンカップでは0-6という大敗を喫したが、今度のリーグ戦では再び自分たちの戦いに集中することが勝利に不可欠。相手を上回るパフォーマンスを見せることで勝利に近づきたい。

対戦成績 (リーグ戦 直近5試合)

川崎フロンターレ 対 ヴィッセル神戸 見どころ

川崎フロンターレとヴィッセル神戸による3週連続マッチのファイナルラウンドだ。

8月26日に行われたファーストラウンドは、神戸が内容で上回るも川崎Fが後半に追いついて2-2のドロー決着。勝敗はつかなかった。続く9月2日のJリーグYBCルヴァンカップでのセカンドラウンドは、前半から川崎Fがエンジン全開で神戸を圧倒し、6-0の大勝を収めた。この2試合を経て、迎える今節。両者はどんなプランを持ち出して勝負を挑むのか。注目の一戦となる。

ホームの川崎Fは、再び連勝街道をスタートさせている。リーグ記録となる10連勝を記録した後、名古屋グランパスと神戸に勝点を落としたが、前々節の清水エスパルス戦に快勝すると、前節の横浜F・マリノス戦も3-1で勝利。再び長期的な連勝になるかが注目される。

現在のチームにおいて好調を維持しているのは、やはり驚異のルーキーとして日に日に評価を高めているFW三笘薫だ。ここまでリーグ戦では8ゴールをマーク。この数字はFWレアンドロ・ダミアンやFW小林悠を超えチーム内得点王となっており、リーグ全体を見ても日本人最多得点者となっている。独特なテンポで繰り出されるドリブルと圧倒的な得点力が神戸戦でも発揮できれば、勝利に近づけるはずだ。

一方、神戸は勝ち切れない試合が続いている。第12節の浦和レッズ戦こそ2-1で勝利したが、そこからリーグ戦では3試合連続引き分け。ルヴァンカップを合わせ直近5試合で13失点と、守備が耐え切れていないことが原因と考えていいだろう。今節の川崎Fはリーグ屈指の攻撃力を誇るチームだけに、相手の攻撃をいかに抑えながら戦うかがポイントとなる。

ただ、単純に後ろにブロックを作って相手を迎え撃つという戦いを神戸が選択するとは思えない。神戸も攻撃的なチームであることは間違いなく、相手の攻撃を受けないためにも自分たちがボールを持つ時間を増やそうと考えるだろう。思い返せば、リーグ戦で川崎Fに引き分けた時も主導権を握る時間は長かった。前線からのプレスに加え、中盤の山口蛍がいかにチームをコントロールできるか。彼のボールタッチ数が増えてくれば、勝機が見えてきそうだ。

ホームでいまだ負けのない川崎Fを神戸は打ち破れるだろうか。

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