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前半は、お互いに決定機が少ないこう着状態が続いた。鳥栖がボールを握りながら敵陣でのプレー機会を増やしていくが、アタッキングサードを効果的に攻略できずにシュートチャンスを作れない。一方の福岡もボールを奪った後に素早いカウンターに繋げられず、攻撃の迫力を出し切れない。
スコアレスで迎えた後半は、福岡に攻撃でリズムが生まれ始める。MF田中達也やMFジョルディ・クルークスのサイドへ素早く展開し、二人のドリブル突破を起点にチャンスメイク。69分には、右サイドからの低いクロスをFW山岸祐也、そしてFWルキアンと2度のシュートのこぼれ球をMF中村駿の詰めてネットを揺らすが、これはVARによってゴールは取り消しに。
ただ最後までダービーマッチらしく、激しい球際の攻防を繰り広げた”九州ダービー”は、守備で集中を切らすことなく、スコアレスドローで勝ち点1を分け合っている。
■4 月1日開催 結果
・J1第6節
福岡 0-0 鳥栖
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