ギニア生まれのナビ・ケイタがデビューしたのはフランス2部リーグ・ドゥのFCイストル。2013年にプロデビューを果たすと、若手のスカウトに定評があるザルツブルクに引き入れられることになった。
2016年の夏には、同じレッドブル・グループのRBライプツィヒに推定1500万ユーロで移籍。ブンデスリーガ初年度からリーグ戦31試合8ゴール8アシストを記録するなど印象的なパフォーマンスを披露すると、翌年には2017-18シーズン終了後のリヴァプール移籍が決まったことが発表された。
推定5200万ユーロもの移籍金で加入したリヴァプールでの初年度と2シーズン目は不動のレギュラー獲得とはならなかったものの、主力としてチャンピオンズリーグ優勝やプレミアリーグ制覇に貢献。順調なキャリアを歩んでいる。
さらに、ユルゲン・クロップ監督は新戦力をゆっくりフィットさせていくため、25歳で3シーズン目となった2020-21シーズンは出場機会も増え、いよいよ本領発揮が期待される。
プレースタイル
ナビ・ケイタは、攻守両面でチームに大きく貢献できる万能型のセントラルミッドフィルダーだ。上背はないものの、運動量とボール奪取能力、球際の強さを兼ねそなえており、守備面ではバイタルエリアを埋めつつボールホルダーへの鋭いチェックも欠かさない頼れる存在。一方、RBライプツィヒ時代に8ゴール8アシストを記録しているように、攻撃面のクオリティも非常に高い。ドリブルでボールを前に運ぶプレーだけでなく、ラストパスでのアシスト、そして機を見た飛び出しから自らゴールを陥れることも可能だ。
プロフィール・経歴
ナビ・ケイタ／Naby Keita
1995年2月10日生まれ 172cm・64kg 利き足：右
| シーズン | 所属クラブ | 出場・得点 |
|---|---|---|
| 2013-14 | イストル | 23試合・4得点 |
| 2014-15 | ザルツブルク | 30試合・5得点 |
| 2015-16 | ザルツブルク | 29試合・12得点 |
| 2016-17 | RBライプツィヒ | 31試合・8得点 |
| 2017-18 | RBライプツィヒ | 27試合・6得点 |
| 2018-19 | リヴァプール | 25試合・2得点 |
| 2019-20 | リヴァプール | 18試合・2得点 |
| 2020-21 | リヴァプール | 7試合・0得点 |
※成績は国内リーグ（2021年1月7日現在）
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