オサスナの下部組織でコーチを務めていた父・アンヘル氏の下、同クラブで育ったスペイン代表MFミケル・メリーノは、2014-15シーズンにトップチーム昇格。すぐに主力選手として輝かせる。
そして、2016年夏に若手の発掘に定評のあるドルトムントに完全移籍を果たす。しかし、同クラブではなかなか出場機会を与えられることがなく、2017年夏に期限付き移籍でニューカッスル・ユナイテッドに加入。半シーズン経たずに完全移籍へと移行する。
それでも、イングランドでのプレーは1年で終了し、2018年夏にレアル・ソシエダへの完全移籍を決断。2020年に入ってからスペインのフル代表デビューも果たしたメリーノは、母国で実力を伸ばしていくこととなった。
プレースタイル
中盤中央の位置に陣取るメリーノは確かな戦術眼を武器にゲームメイクを担うが、189cmの長身を生かした空中戦も強力だ。ピッチ上では貪欲さが目立ち、チャンスがあれば積極的にボックス内まで駆け上がっていき、時にはネットを揺らす。最大の魅力は左足の精度であり、中・長距離からのロングパスも絶品だ。
プロフィール・経歴
ミケル・メリーノ/Mikel Merino
1996年6月22日生まれ 189cm・83kg 利き足:左
シーズン | 所属クラブ | 出場・得点 |
---|---|---|
2014-15 | オサスナ | 29試合・1得点 |
2015-16 | オサスナ | 34試合・4得点 |
2016-17 | ドルトムント | 8試合・0得点 |
2017-18 | ニューカッスル | 24試合・1得点 |
2018-19 | レアル・ソシエダ | 29試合・3得点 |
2019-20 | レアル・ソシエダ | 36試合・5得点 |
2020-21 | レアル・ソシエダ | 7試合・1得点 |
※成績は国内リーグ(2020年11月2日現在)
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