アトレティコ・マドリードに所属するガーナ代表MFトーマスが、スペインを離れる可能性があるようだ。スペイン『マルカ』が報じた。
アトレティコとの契約延長交渉を続けていることが伝えられていたトーマス。しかし、同選手の高い貢献度に比して年俸はチーム内で最低ランクとなっており、契約解除金も5000万ユーロと決して高額な設定ではないという。
そして、報道によれば延長交渉はとん挫。トーマスは新型コロナウイルス流行以前にオファーを断っており、パンデミック後には財政危機によりアトレティコ側に好条件の再オファーを持ちかける考えはまったくなくなったようだ。
とはいえ、トーマス当人に自ら進んで移籍に向かう可能性はないとのこと。移籍市場が閉まる10月5日までまだ時間があるため、落ち着いて待ちの姿勢を貫いていると伝えられる。
一方でアーセナルやユヴェントスからの関心が囁かれているうえ、アトレティコの財政は選手の年俸を引き上げられる状況ではないという。今後は、適切な条件の延長オファーを待つトーマス側に対して、アトレティコ側が現状維持を求める中で、支払い能力のあるクラブが獲得を狙うという構図が続きそうだ。
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