幼少期から韓国サッカー界の神童としてTV番組などにも出演して話題を集めていた韓国代表MFイ・ガンインは、10歳の頃に家族とともにスペインへ行き、バレンシアの下部組織に入団。レアル・マドリードなど強豪からの関心も噂されるなか、2017-18シーズンにはBチームに昇格する。
そして、2018年10月にトップチームデビューを飾り、翌2019年初めに正式に昇格。2019-20シーズンにはUEFAチャンピオンズリーグ(UCL)デビューを果たし、韓国人選手としてのUCL最年少出場記録を更新した。また、2020年夏にもレアル・マドリードが獲得に動いていると報じられたが、結局は残留したことが伝えられている。
韓国代表としては、世代別代表では中心選手としてプレー。2019年にはU-20ワールドカップで2ゴール4アシストを記録して準優勝したチームを牽引し、大会MVPに当たるゴールデンボールを受賞した。さらに、2019年3月にはフル代表にも初招集されている。
プレースタイル
同じ2001年生まれの日本代表MF久保建英のライバルとも目されるイ・ガンインは、2列目であれば左右、中央のどこでもプレー可能なアタッカーだ。華々しいフェイントを織り交ぜたドリブルを得意とし、ゴール方向への仕掛けを繰り返してエリア付近で脅威となる。
また、パスの精度も高く、カウンター時に繰り出される最前線へのパスは確かなポテンシャルを感じさせる。さらには見た目からは想像できないほどの強靭なフィジカルを備えており、時にはそれがファウルに繋がってしまうこともあるとはいえ、キープ力やパワフルな守備も魅力の一つだ。
プロフィール・経歴
イ・ガンイン/Lee Kangin
2001年2月19日生まれ 173cm・68kg 利き足:左
シーズン | 所属クラブ | 出場・得点 |
---|---|---|
2018-19 | バレンシア | 3試合・0得点 |
2019-20 | バレンシア | 17試合・2得点 |
2020-21 | バレンシア | 15試合・0得点 |
※成績は国内リーグ(2021年2月16日現在)
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