湘南ベルマーレMF齊藤未月がルビン・カザンに期限付き移籍！ 「僕の全ては湘南で生まれた」

湘南ベルマーレは14日、MF齊藤未月がロシア・プレミアリーグのFCルビン・カザンへ期限付き移籍することを発表。期限付き移籍期間は2021年1月1日から2022年6月30日までとなる。

1999年1月10日生まれの齊藤は、小学生年代から湘南の下部組織に在籍し、2011年にU-15、2014年にユースに昇格。2015年にはトップチームに登録され、高校3年時の2016年にプロ契約を締結した。

瞬く間にクラブの中心選手となった齊藤は、2020シーズンもここまで明治安田生命J1リーグ31試合に出場して2ゴールを記録。類まれなボール奪取能力を武器に、ピッチ中央でチームを支えていた。

ルビン・カザンに加わることとなった齊藤はクラブ公式サイトを通じて以下のようにコメントしている。

「この度、ロシアのFCルビン・カザンへ移籍をすることになりました。これから先の自分の目標のために、この移籍はとても重要だと感じているので、ようやく海外移籍が実現したということを嬉しく思っています。ここからまた新たなスタートとなりますし、活躍できなければ意味がないので精一杯頑張っていきたいと思います」

「僕自身のプレースタイルや性格などは、全て湘南ベルマーレで生まれたものなので、これからもその自分らしさを出すだけだと思っています。ロシアでも、世界のどこでも、日本代表に選ばれたとしても、僕が湘南産であることはずっと変わらないので、どこにいっても“湘南生まれの齊藤未月”ということに責任をもってプレーしたいと思います」

また、これまで応援してくれたファン・サポーターに向けたメッセージも伝えた。

「ロシアに行くと、DAZNなどで試合中継もないのでプレーしている姿をなかなか見てもらえませんが、積極的にSNSなどを使ってしっかりやっていることを発信していけたらと思います。そして、サポーターの皆さんには感謝の気持ちしかありません。僕ももともと湘南のサポーターでしたし、そこから湘南の選手になり、多くのサポーターの皆さんに応援してもらうようになりました。本当にいろいろなことを教わってきましたし、湘南ベルマーレというクラブに関わっているすべての人が第二の家族のような存在です」

「ずっと気にかけてもらってきましたし、これからどんなことがあっても僕もいつも気にかけています。サポーターの皆さんのためにも自分のためにも、関わってくれているすべての方のために、感謝の気持ちを持ってプレーしたいと思います。どこへ行っても自分らしくプレーします。本当にありがとうございました」

なお、ホーム最終戦となる16日のJ1リーグ第33節大分トリニータ戦後に、齊藤からサポーターへの挨拶が行われる。

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