2005年9月にバーゼルでプロデビューを果たした元クロアチア代表MFイヴァン・ラキティッチは、2006-07シーズンのリーグ最優秀若手選手に選ばれるなど瞬く間に注目を集める。欧州4大リーグが放っておくわけもなく、2007年夏にはドイツの名門シャルケに完全移籍することとなった。
シャルケでも初年度から主力としてUEFAチャンピオンズリーグ(UCL)ベスト8進出に貢献するなど、本格的に陽の目を見ることとなったラキティッチはその後、2011年1月にセビージャに移籍。主将に就任するなど同クラブで存在感を高めていく中で、2013-14シーズンにUEFAヨーロッパリーグ(UEL)制覇を経験し、2014年夏にバルセロナへのステップアップを果たした。
バルセロナでは強烈な個性を放つ同僚の中で最も欠かせない選手の1人となり、UCL1度、ラ・リーガ4度を含む数々のタイトル獲得を経験。世界最高のミッドフィルダーの1人となったが、2020年夏にロナルド・クーマン新監督の構想外であることが伝えられ、セビージャ復帰を決断している。
プレースタイル
中盤であればどのポジションでもこなすことができるラキティッチは、必要とされるあらゆる要素を兼ね備えている。パス、ドリブル、シュートのテクニックはもとより、90分を計算したゲームメイク能力やアタッキングサードでのラストパスのアイデア、さらには豊富な運動量をベースにハードな守備をこなすことができ、そのどれもが超一流だ。
プロフィール・経歴
イヴァン・ラキティッチ/Ivan Rakitic
1988年3月10日生まれ 184cm・78kg 利き足:右
シーズン | 所属クラブ | 出場・得点 |
---|---|---|
2005-06 | バーゼル | 1試合・0得点 |
2006-07 | バーゼル | 33試合・11得点 |
2007-08 | シャルケ | 29試合・3得点 |
2008-09 | シャルケ | 23試合・1得点 |
2009-10 | シャルケ | 29試合・7得点 |
2010-11 | シャルケ | 16試合・1得点 |
2010-11 | セビージャ | 13試合・6得点 |
2011-12 | セビージャ | 36試合・0得点 |
2012-13 | セビージャ | 34試合・9得点 |
2013-14 | セビージャ | 34試合・12得点 |
2014-15 | バルセロナ | 32試合・5得点 |
2015-16 | バルセロナ | 36試合・7得点 |
2016-17 | バルセロナ | 32試合・8得点 |
2017-18 | バルセロナ | 35試合・1得点 |
2018-19 | バルセロナ | 34試合・3得点 |
2019-20 | バルセロナ | 31試合・1得点 |
2020-21 | セビージャ | 4試合・1得点 |
※成績は国内リーグ(2020年10月21日現在)
DAZNについて
DAZNなら好きなスポーツをいつでも、どこでもライブ中継&見逃し配信!今すぐ下の記事をチェックしよう。