今季限りでの引退を宣言したMFホアキン・サンチェスが、さらなる大記録を達成できる条件を手にした。
先日、スペインのスポーツ紙『マルカ』のトークイベントにおいて、「今季が自分にとって最後のシーズンになる。美しいものになること、欧州カップ出場権を手にできることを願っているよ」と語ったホアキン。終章を過ごすベティスの生ける伝説は、12月7日に40歳と138日を迎えており、元デポルティボMFドナト・サンチェス氏がラ・リーガ1部最年長ゴールを達成した年齢と同じになった。12日に行われるラ・リーガ第15節レアル・ソシエダ戦以降、ゴールを決めれば最年長得点記録を更新することになる。
問題があるとすれば、出場機会か。今季のホアキンはヨーロッパリーグが主戦場で、ラ・リーガではここまで8試合で101分間しかプレーしていない。それでも、今季ここまでノーゴールに終わったシーズンはなく、残り22節で大記録を達成することへの期待が高まっている。
なおホアキンは、ラ・リーガでここまでに587試合に出場しており、フィールドプレーヤーの歴代最多出場記録を更新中（GKを含めれば元バルセロナのアンドニ・スビサレッタが622試合出場で1位）。また今年10月にはFWボルハ・イグレシアスのゴールをお膳立てしたことで、21世紀初めて40歳以上でアシストを記録した選手となった。
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