2020年の開幕を告げる『Jリーグキックオフカンファレンス』が14日に都内で行われ、明治安田生命J1リーグ全18クラブの監督・選手が出席。新シーズンへの展望を語った。
湘南ベルマーレとサガン鳥栖からは、東京五輪世代で互いにボール奪取を得意とするMF齊藤未月とMF松岡大起が登場。プロ5年目の齊藤は、先日まで行われていたスペインキャンプを振り返り「海外の相手と対戦できるのはいい経験だし、新鮮。シーズン途中でウィンターブレイクに入っているチームが多かった中、チェコの1位、2位のチームと対戦できたので本当にいいキャンプになりました」と手応えを口にしている。
一方、ユース出身で昨年クラブ史上初となる高校3年生でトップ昇格を果たした松岡は、「3年間ユースでお世話になりましたけど、自分たちが『鳥栖のユースから上がってもやれるんだぞ』というところを見せられれば、また来年トップに上がってくる選手も増えてくると思う。自分たち若い選手がリーダーシップをとってやっていきたい」と語り、後輩たちのためにも責任を持って戦うことを誓った。また今季に向けては「キャンプでたくさん走りました。厳しい中でもたくさんの選手がそれぞれコミュニケーションをとって、いいキャンプができたと思う。スタイルを前面に出していきたい」と意気込みを語った。
相手にガツガツいく強気な姿勢やボール奪取に長けるなど、プレースタイルに似たところがある二人。解説者の水沼貴史氏に「同じようなタイプがいると意識したりするか」と問われた齊藤は、「同じタイプは二人いらない。一人で十分なので、そこはNo.1になるつもりで僕はいる」と強調した。加えて、齊藤は松岡に目を配りながら「同じような匂いがするので言いますけど」と前置きした上で「僕らみたいなのは一歩ずつ上がっていく（タイプ）。でも（最後には）上まで上り詰めるというのが僕らのスタイルだと思う」と語り、焦ることなく一歩ずつ成長していきたいと自身の見解を明かしていた。
なお、この『Jリーグキックオフカンファレンス』の模様は現在、DAZN（ダゾーン）で見逃し視聴可能だ。
さらなる成長を誓う齊藤の所属する湘南は21日（金）19時、J1開幕戦で浦和レッズと対戦。また飛躍が期待される松岡の鳥栖は22日（土）15時、J1開幕戦で川崎フロンターレと対戦する。いずれの試合もDAZN（ダゾーン）でライブ配信される予定だ。DAZNについて
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