21日のラ・リーガ第14節、敵地ロス・カルメネスでのグラナダ戦で4-1の快勝を収めたレアル・マドリード。カルロ・アンチェロッティ監督が試合後に称賛したのは、MFカゼミーロ、MFトニ・クロース、MFルカ・モドリッチの黄金トリオだった。
36歳モドリッチ、31歳クロース、29歳カゼミーロ。レアルの近年の黄金期を支えてきた3選手は今もチームの屋台骨だ。このグラナダ戦でレアルは今季の中で傑出したパフォーマンスを披露して勝利したが、黄金トリオの攻守にわたる貢献がそれを支えていた。
試合後会見に出席したアンチェロッティ監督は、3選手を全面的に称賛。彼らに指示を出すことは野暮であるとの意見まで口にしている。
「彼らについて多くを語る必要などないだろう。3人のレベルはとても高く、私にしてみれば世界最高の中盤の選手たちなんだ。彼ら3人のダイナミズムには驚くばかりだよ。私が指示もしていないことを自然な形でやってのける。彼らは過去を生き、今もここにいる。10年先にはどうなっているのだろうか。そのためにカマヴィンガ、バルベルデ、ブランコがいるんだがね」
「3人がなぜ素晴らしいかと言えば、長い間一緒にプレーしてきたためだ。彼らはポジションを交換し合う。トニかルカが相手のプレスを避けるために下がったり、カゼが上がったりとね。私が彼らのプレーに口出すことはない。マドリディスモ(レアル・マドリー主義)にとっては、その方が安心だろう。私が彼らの邪魔をすることはないよ」
また、このグラナダ戦の良かった点、悪かった点についても問われると、次のように返答している。
「何よりも好ましかったのはプレーの質だ。後方からボールをつないで、相手の各ラインを突破していけたね。好ましいと思えなかったのは、2ゴール目を決めた後にインテンシティー、プレーリズムが下がってしまったことだね。私たちのプレーは然るべき効果性を持てなくなっていた」
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