開幕戦で昨季王者に敗れた横浜F・マリノスだったが、そこから8試合無敗をキープし、本格的に調子を上げている。
そんなチームにキャプテンも帰ってきた。シーズン前に負傷し、開幕から出遅れていたMF喜田拓也は、J1第7節湘南ベルマーレ戦で途中出場から復帰すると第8節セレッソ大阪戦、第10節北海道コンサドーレ札幌戦と先発した2試合はいずれも勝利。改めて存在の大きさを証明している。
Jリーグ王者に輝いた2019年シーズンから3年間主将を任されてきた喜田。ただ今季は、就任後初めて単独でのキャプテンという大役を任されている。同じ立場を経験してきた先輩の水沼貴史氏に心境の変化を問われた下部組織出身の26歳は、リーダーとしての責任と覚悟をこう話している。
「マリノスのキャプテンは、自分にとって特別。誰にでもできることではないし、それ相応の覚悟が必要だと自分でも分かっている。自分の全てをかけて努め上げたい」。
その強い責任感は、オフの日にも現れているそう。「休みでもサッカーのことを考えてしまう。チームがどうすればうまくいくか、より良くしていけるか考えてしまう。ただそれは別に苦ではないし、(キャプテンとは)そういうものだと思っている」と明かしている。
それも全てはマリノスのため。誰よりも“マリノス愛”に溢れるリーダーの存在は、タイトル奪還に向けて欠かせない。
その中で横浜FMは24日、リーグ戦で未だ勝利がない宿敵・横浜FCとのダービーマッチを控えている。「自分たちが上を目指すために大事なゲーム。今年にかける思いやタイトルにかける思いをピッチ上で表現できるようにファン、サポーターにも一緒に戦ってほしい」と熱く意気込みを語る背番号8。横浜の意地とプライドが交錯する“横浜ダービー”。ようやく調子を上げてきたキャプテンは、トリコロールを勝者へと導けるだろうか。
Jリーグプレビューショー
毎週金曜日朝6時に配信される『Jリーグプレビューショー』では、週末のカードから注目試合をピックアップし、各節の見どころを紹介する。
23日配信となる#8では、"横浜ダービー"を控える横浜F・マリノス主将のMF喜田拓也に、OBでもあるサッカー解説者・水沼貴史氏がキャプテンへの思いやダービーへの意気込みに迫った。
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