香川真司が加入したギリシャのPAOKについて、馴染みのあるファンは決して多くないだろう。同国の「二大クラブ」と言えば、スーパーリーグ最多45回の優勝を誇るオリンピアコスと同20回のパナシナイコス。AEKアテネが12回で続き、PAOKは3回に過ぎない。
もっとも、PAOKは2018－19シーズンにリーグ制覇を達成し、今シーズンはパナシナイコスより上の4位につけている（19節終了現在）強豪だ。シャルケでプレーしていた13－14シーズン、このクラブとチャンピオンズリーグ（プレーオフ）で対戦した経験を持つ元日本代表の内田篤人氏は、DAZN『内田篤人のFOOTBALL TIME』でギリシャの雄の印象を述べている。
「すごい、お客さんが。めちゃくちゃ熱いでしょ。ドルトムントのファンもすごく熱かったですからね。真司のプレーを引き出させてくれるクラブだと思います」
また、今年1月にクラース＝ヤン・フンテラールを獲得したシャルケについても言及。現役時代に長らく苦楽を共にした元オランダ代表FWの古巣復帰に、内田氏はこんなメッセージを寄せている。
「おかえりなさい。フンテラール、おかえりなさい。これでちょっと立て直してほしいなー。（セアド）コラシナツも戻って来たでしょ。噂によると、ラフィーニャにも声かけているってね。OB集めて、もうひとつってのがあるかもしれないですね」
シャルケは18節終了現在のブンデスリーガで勝ち点7の最下位。内田氏が触れた"OBパワー"で巻き返しなるか注目だ。
内田篤人のFOOTBALL TIME
配信：DAZN 配信日：毎週木曜
出演：内田篤人、野村明弘（敬称略）
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