チャンピオンズリーグ(CL)決勝でバイエルン・ミュンヘンに敗れ、涙をのんだパリ・サンジェルマン(PSG)。それでもトーマス・トゥヘル監督は、チームの戦いを誇っている。
23日に行われたCL決勝で、PSGはバイエルン・ミュンヘンと対戦。両者ハイレベルな攻防を繰り広げたが、59分にキングスレイ・コマンのゴールで失点。最後まで攻め続けたが追いつけず、0-1で敗れた。
クラブ創設50周年という節目の年で初のCL決勝にたどり着いたPSG。しかし、ドイツ王者を前に涙をのんだ。それでも試合後、トゥヘル監督は『RMC』に対し、決勝での戦いを誇りに思うと語っている。
「本物の戦いだったね! こんな試合はテレビでは見られないかもしれない。我々は全力を尽くしたし、ハートをピッチに置いてきた。結果をコントロールできない。ゴールが、2つの超強豪クラブの明暗を分けた。我々の戦い、メンタリティーを誇りに思うよ。監督が選手に求めるのはこれだけ。確かに残念だけど、大きな失望ではない。僅差だった。先制できれば1-0で勝てたと確信している」
「素晴らしい時間帯もあったが、効率性を欠いたね。キリアン(ムバッペ)やネイ(ネイマール)に決めて欲しかった。でも、ネイが再び見事なプレーをしてくれたので、誇りに思うよ。能力とメンタリティーを示した。キリアンは大ケガを負ってしまった後だし、難しい時期だったと思う。彼がいてくれたことは奇跡だ」
「タイトルに必要なことは全員が示してくれた。運が大きな役割を果たす。そういうものだよ。先制点を奪えば自身がつくし、バイエルンはそういう意味で過去数試合ラッキーだったね。本当に細かいところだけど、ヨーロッパのベストチームに敗れた」
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