ブラジル代表FWネイマールは、2017年にバルセロナからパリ・サンジェルマン（PSG）へ史上最高額で移籍を果たした。この移籍には、当時、指揮官を務めていたウナイ・エメリ監督の貢献があったようだ。フランス紙『フランス・フットボール』が伝えた。
サントスでプロキャリアをスタートしたネイマールは、13年にバルセロナへ移籍して以降、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシとウルグアイ代表FWルイス・スアレスとトリデンテを組み、サッカー界を席巻。数々のタイトル獲得に貢献した。
ただ、ネイマールは17年に新天地を目指してPSGに加入。移籍は難航したものの、PSGが最終的に契約解除金として設定されていた2億2000万ユーロ（約290億円：当時）を支払うことで、ブラジル代表のスーパースターをチームに引き入れることに成功した。ちなみに、この移籍金は史上最高額となっている。
今回、『フランス・フットボール』のインタビューに登場したエメリ氏は、サッカー界を揺るがした移籍について言及。当時、指揮官を務めていたエメリ氏は、ネイマールに直接チームのプランニングについて説明していたことを明かしている。
「私はいつもナセル（アル・ケラフィ会長）に支えられていると感じていたよ。例えば、ネイマール獲得に挑戦していた時、彼中心でチームを編成していくと説明するのは、私次第だった。彼のような驚異的な選手に『すでに存在するチームに適応する必要がある』とは言えない。彼のためにチームを作る必要があるんだ。そうしなければ、彼が来ないのは確かだろう。会長は契約について話し合うが、ゲームプランを納得させなければいけないのは監督の仕事だ」
エメリ氏の貢献もあってPSGのエースとなったネイマールの所属するPSGは15日（現地時間）、リーグアン第25節でアミアンと対戦する。この試合はDAZN（ダゾーン）で日本時間16日1時30分からライブ配信される。
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