パリ・サンジェルマン（PSG）を率いるマウリシオ・ポチェッティーノ監督が、リオネル・メッシについて語った。サッカーメディア『Goal』が伝えている。
2020-21シーズン限りでバルセロナとの契約が満了を迎えたメッシ。契約延長に向かっていたことも伝えられていたが、ラ・リーガが定めるサラリーキャップに関するルールが障壁となり、愛するクラブに別れを告げることを強いられた。
退団会見で涙を流した様子が世界中に伝えられ、望んだ退団ではないことも繰り返し語られたが、史上最高の選手の1人であるメッシの動向は注目の的に。現状では、莫大な資金力を有するPSGが新天地の有力候補と見られている。
そういった中、ポチェッティーノ監督はメッシについて問われると以下のようにコメントした。
「メッシは世界でも史上最高の選手の1人であり、すべてのコーチが最高の選手を指導することを夢見ている」
直接的な言葉は発しなかったものの、万が一移籍が成立し得るのであれば、メッシの加入を歓迎するというような意思を示したポチェッティーノ監督。一方で、各紙がにぎわう中で選手たちが試合に臨む姿勢に影響を及ぼすことはないと語った。
「選手たちはプロフェッショナルだ。ソーシャルメディアにより、誰でも情報にアクセスできるし、メッシがバルセロナでのプレーを続けないことをみんなが知っている。しかし、彼の名前は別のクラブともつながりがある。それに、私の選手たちはプロフェッショナルで、今日の試合（リーグアン開幕節トロワ戦）のためにこのような情報をシャットアウトしていたと信じている。移籍市場が閉幕するまで選手たちは自分たちのことに集中するだろう」
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