レアル・マドリードDFフェルラン・メンディの代理人を務めるフランス人のイヴァン・ル・ミー氏が、クラブが今夏にパリ・サンジェルマン(PSG)FWキリアン・ムバッペを獲得するのは困難との見解を示した。スペイン『マルカ』に語っている。
これまでにもレアル・マドリードからの関心が伝えられ、今夏に向けても移籍報道が過熱しているムバッペ。2018年にはフランス代表としてワールドカップ(W杯)制覇にも大きく貢献し、今シーズンもPSGで公式戦33試合30ゴール17アシストと21歳にしてすでに輝かしいキャリアを築いている。
F・メンディのレアル・マドリード移籍を成功させ、フランスサッカーに精通しているル・ミー氏は、サッカーエージェントとビジネス面をテーマにしたテレビ番組シリーズの脚本を執筆。移籍市場のスペシャリストとして、ムバッペのレアル・マドリード移籍について『マルカ』の質疑に応じた。
「普通に考えれば彼が(PSGとの)契約を更新するとは思えないし、新型コロナウイルスのパンデミックさえなければ今夏にレアル・マドリードと契約するのは目に見えていた。しかし、パンデミックと経済危機により、彼の評価額を満たそうとする意志はどのクラブにもあり得ないように思われる」
現状を踏まえてムバッペのレアル・マドリード移籍が困難だと語ったル・ミー氏。しかし、いずれは交渉が成立すると考えているようだ。
「ネイマールに2億2200万ユーロ(現在のレートで約257億円)の価値があるとすれば、同じくらい素晴らしい選手でより若いムバッペには3億ユーロ(約347億円)の価値があるはずだ。彼は世界最高のストライカーになるだろうし、世界最高のチーム、つまりレアル・マドリードでプレーすることになると私は信じている。最近のレアル・マドリードには攻撃面での競争があまりなく、ジダンは彼のアイドルの1人だ。だからそれ(レアル・マドリードへの移籍)は理にかなっている」
DAZNについて
DAZNなら好きなスポーツをいつでも、どこでもライブ中継&見逃し配信!今すぐ下の記事をチェックしよう。