今季第29節まで終了したプレミアリーグだが、現時点で打ち切りとなるのかもしれない。ウディネーゼのピエルパオロ・マリノSDが言及した。
新型コロナウイルスの感染拡大が続くヨーロッパ。イギリスでも5万人近くに陽性反応が確認され、死者も5000人近くに達するなど、甚大な被害を受けている。国内では実質的な外出禁止令が発令されるなど、緊張状態が続いている。
当然のように国内サッカーも全日程が中断。第29節まで消化したプレミアリーグも無期限の延期となっている。今後については様々な案が浮上しているが、イングランドサッカー協会(FA)のグレッグ・クラーク会長は「日程消化を全力で目指す」としながらも、「人命が最も重要であり、シーズンを終わらせることができないかもしれない」と打ち切りの可能性を否定していない。
そして、プレミアリーグのワトフォードと同じく、ポッツォ家が所有するウディネーゼでディレクターを務めるマリノ氏が注目の発言を残した。先日にはベルギー・ジュピラーリーグが打ち切りについて合意に至ったことが明らかとなったが、これにプレミアリーグが続くかもしれないと『Sportitalia』に語った。
「ベルギー連盟は、UEFAからの通告にもかかわらず、すでにシーズン終了を認めている」
「イングランドでも、プレミアリーグが同様の声明を発表するだろう。状況はとても、とても深刻になっているからだ。コロナ禍の後、再びフットボールを楽しめることを願うばかりだ」
「どれだけ時間がかかろうと、この危険地帯から脱出する必要がある。過去ではなく、来シーズンが心配だ」
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